昔デビスカップで杉田選手にサインを貰いましたが、大好きな憧れの選手からのサインを事もあろうにソフトテニスのキャップで貰う暴挙。
しかも2006年・・・!
たぶんこの日はサインが貰えるなんて夢にも思っていなかったのだろうけど、それでも何故デ杯をこのキャップで見に行ったのか・・・。
杉田選手は今日勝ったら日本人3人目のATPツアーシングルス優勝者になって、ランキングは松岡修造を抜いて日本人歴代2位になるらしいですね、なんて事。
杉田さんが日本人歴代2位になるって、1年前でも半年前でも誰も想像できなかったのでは。
同年代の伊藤選手にはグランドスラム本戦出場を3年、トップ100入りも4年早く先越され(しかも最高60位)、年下の西岡選手とダニエル太郎選手も先にトップ100入り。
一時期はデ杯の試合にも出場できていませんでしたね。(メンバーには入っていたと思うけど。)
僕は高校生の時から杉田選手のファンです!なんて言っても実際にじっくり生で試合を観戦したのは2009年の日本リーグと全日本決勝と、2010年の日本リーグと、2011年のデビスカップのみでもう随分と昔の事になってしまった。
自分が見ていた杉田選手はGS本戦出場もトップ100入りも無く、不安定でよく序盤にやらかしていて、苦しみながらも必死に攻め続ける闘争心の塊。
今日の試合は本当に大丈夫なのだろうか。
日本テニス史上の大記録がかかった試合のプレッシャーで潰れないだろうか。
プレッシャーで強い気持ちが空回りしないだろうか。
攻め一辺倒のイメージだがそれでフィジカルが違いそうな外人に通用するのだろうか。
でもバルセロナオープンでは攻めのテニスを貫いてロブレド、ガスケ、カレーニョ・ブスタを打ち破ったのだから、杉田選手の勇猛果敢なテニスの攻撃力は世界に通用するという事なんでしょう。
クレーコートって球足が遅くなって攻撃力が落ちるって自分は認識しているんですけど、どうなってるんでしょうね。
しかも29歳でキャリアハイですよ。
いくら例の2人がとんでもない年齢でとんでもない戦績叩き出していたとしても、ピークが過ぎてもおかしくない年齢ではなかったのか。
日本人の錦織選手がGS準優勝とトップ10入りを果たして、身長171cmの体格の西岡選手が58位の快進撃をしたんだから、もはや日本人が通用しないという時代は終わってしまったという事か。
僕はもう寝ますけど明日は嬉しい結果が届いてくれるだろうか。
もし勝てなかったとしても、29歳で初めてここまできた杉田選手ですよ、ここで限界なんて言い切る方が難しいでしょこりゃもう。
それにしてもまさか自分がこんなにも杉田選手を見ていなかったとは。
今の杉田選手はATPツアーの一員で自分の知らない杉田選手だ。
今年は絶対に憧れのヒーローに会いに行こう。