ご存知の通り新作ラケットには目もくれない生涯グラファイター宣言のクレー。
まだ3月ですけど色々新作出てますし、ブログサボってますし、今日は新作ラケット聞いて思った事書こうと思います。
一切打ってないし触ってもいないけどね!
・トアルソン エスマッハツアーXF
トアルソンの黄金スペックのエスマッハツアーの新型。
トアルソンってラケットを長く使ってもらえるように販売期間は長めにしてるって聞いた事あったんだけど2年でモデルチェンジしちゃいましたね・・・。
今までストリングがメインだった時代から総合メーカーとして力を入れているんだと思うんですが、真っ黒デザインといい他メーカーと一緒に右に倣えって感じになりつつあるのはどうなのだろうか。
大古参なのに一般ユーザーからの知名度が怪しいのでこうしないと注目してもらえないか。
僕の印象では前作のエスマッハツアーはやや飛びを抑えてコントロール性を高めた黄金スペック、飛び過ぎの弱点を補完した完成型黄金スペック。
こういう部分は今までのラケット、ボックスフレームのプロゾーンやシックスワンみたいなアロー、スチーム/バーンみたいなブレイクシリーズのように、他社より後発でありながらじっくり完成度を高めたラケットを意識しているのかな?って感じでトアルソンらしさを感じるところ。
今回出るというXFは、まず出てくる触れ込みが「球速5.2%、スピン量6%アップ」。
これだけだと、5%?うーん・・・、何を変えたの?ウリは何?ってちょっと反応に困るようなアピール。
その後に続くのが『稲妻が走るような爆発的パワーとスピン』なので、尚更5%って・・・てなるよね。
でも以前エスマッハでトラックマン計測した時の記録で考えると、平均124.3km/h 最大131.9km/hだったのが5.2%アップするだけで
平均130.7km/h 最大138.7km/hになって平均が以前のMAXスピードに迫っちゃうのでなんだかんだで結構デカい。
素材を変えただけのただのマイナーチェンジかと思いきやストリング間の間隔を変え、フレームの形状を変え、結構手直しが多い。
でも僕は・・・今はエスマッハ使ってないですしまだ買わないと思います。
厚ラケに求めるのはパワーよりもコントロール性能ですかね僕は・・・じゃあマチュー先輩とオソロか・・・!?エスマッハプロいっちゃうか・・・!?
・ウィルソン クラッシュ
もう打って色々言ったし割愛で・・・(笑)
・バボラ ピュアドラVS
僕としてはピンと来ないラケットです。
だってエスマッハプロやEゾーン98、ラジカルで事足りると思うんです、こういうラケット。
ピュアドラのスピードがテニスを変えた、でも飛び過ぎるって声もあるからスリムにしてパワーとコントロールを両立しましたって言うのがエスマッハプロやEゾーン98じゃないかなと。
そしてVSの名称なんですけど、バボラのVSってこれで完成型だからって理由でピュアコンやピュアストームを違うモデル名のVSにしてって話を聞いたような気がしますが。
ポッと出のラケットにVSはちょっと僕は違和感があります・・・こういうタイプも黄金スペックの完成型ではありますが。
もしかして一時期廃盤だったアエロストームみたいに、プロではこっそ98インチピュアドラが出回っていたりして・・・?
・ブリヂストン XブレードBX
最近形状が微妙に分厚かったりして中途半端だな~と思ってたXブレードが見事なボックスフレームになって帰ってきた!
でも日本のプレーヤーの為にって何でしょう?
てっきりフィジカルの弱い日本人だから飛ばないボックスフレームに強烈なパワーを!なんて思いましたが、とにかくホールド感、剛性を高めてコントロール性に拘った様子。
ボックスフレームとしては正しい進化、王道の性能ですね。
日本のトップ選手って錦織、杉田、ダニエル、西岡、伊藤竜馬、皆ラウンド形状でボックスユーザーって少ない。
杉田さんは昔はピュアコンでしたけど色々変えて今はピュアドライブで定着してますね。
逆に内山さんはBLXツアーからブレード、ウルトラツアーで珍しくボックスフレームですが、ボックス使いの100位切りは中々現れません。今年は更に飛躍してくれますかね。
そんな風に見えるのでボックスフレームって日本人が使うのには厳しいんじゃ?なんて思ったりしますが、ダンロップのCX200も出て巷ではボックスフレームの人気がまた出てきてる?なんて雰囲気、どんな方向に進化していくのでしょうか。