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グリンタ100ツアー

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最近はこれ使ってます。

昨年ファンG(とフォーミュラ100)を買ってそれが人生最後のラケットのつもりだったけど気が狂ったので買った。

いや〜なんだかんだでスノワートは気になってたメーカーなんですよねぇ

前はビタス買おうとしてグリンタ98を選んで、コロナ挟んだらなんか思ったより飛ばなくてしんどいな、ってなって変えて…

試打した時は98が運命!って思ったんだけど、というか今までで恐らく初めてマトモに試打してから買ったラケットなんだけど、まあ、室内試打スペースとか、球出しとかだけじゃわかんないよねラケットって。

結局自分のスペックとストリングにして実戦で使わなきゃ!という事で自分に合ってるか試す為に買わなきゃ!という本末転倒な話。

 

 

個人的にはファントム100Gもエスマッハプロも最高のラケット。

ファンGはプロストックに肩を並べられるんじゃないかと錯覚するぐらいの柔らかなフィーリングとボールの飛び、あんなに薄い変態ラケットなのに飛ぶんだから、ホント時代って変わったよね。

エスマッハプロは驚きの火力、流石のトアルソンの流行スペックの後発組。

ここ数年は色んなラケットを試しつつも何度もエスマプロに戻るのを繰り返していて、今年もファンGから途中でエスマプロにしてしまっていた。

エスマッハプロこそが自分がラケットに求めているパワーそのものみたいなところがあるんスの。

意識してなくても打ちたいボールが打てる?っていうか…?

で、パワーもコントロールも申し分ないんだけど、オレっちはとにかく凡ミスが多い。

なのでコントロール性をもう一押しだけ欲しい…

コントロール系で最高峰のグラファイト使ってミス多いならもうラケットで解決しようとするなって話なんだけど。

 

 

スノワート、このブランドに抱くイメージというのが「ボールがコートに入る」ってところ。

独自の形状でボールの接触時間が長いとか、面の安定性が高いとか、ボールが空中で曲がるとか、不可思議な話の多いスノワートのラケットだけど、グリンタ98はもう少しパワーを…と思うけど、コントロール性についてはまさに神、これ使ってミスったら自分が100パー下手くそなだけって言えるようなラケットだった。

自分の悪い点が炙り出されるラケット。

それにパワーが欲しいとなったら…今回選んだのはグリンタ100ツアー、それのライトスペックを加重。

フェイス100インチ、フレーム厚最大23.7mm。

エスマッハプロみたいにフェイスは絞ってくれていた方が、ボールに力を入れやすいしコントロールも良いんだけど…とは思ってて、自分、こう、100インチでピュアドラより少し薄くしたラケットってあんまり好みじゃないんですよね。

良く言えば門戸が広いけど、ピュアドラ程のパワーでなければ薄ラケ程の取り回しの良さはない、そして面は大きい、振っ切れてないスペックというか…

なんというか、いくつかフェイスサイズを用意されてる中で使い易くしたよ!って手招きされてるようなラケットが、個人的になんかなぁ…みたいな?

イージーにし過ぎてラケットの個性弱まってない?みたいな?

グリンタ自体は100が本流のスペックだとは思うんだけどね。

 

そして自分はグリンタは前に試打したけどツアーの方はしていない。

また試打してないのを買ったんですか!?!?!?

グリンタ&ビタスが出始めた頃、スノワートのラケットの特徴って、独自のフレーム形状と、ストリングの可動域を広げるスカーレットグロメットだと思ってたんですよ。

なのに後からグロメットの大きさを普通にしたツアータイプをグリンタでもビタスでも出して、えっ?って思ったんです。

ストリングホールの大きいラケットってストリングが撓み過ぎて?アシストがあり過ぎて?それが嫌って層が…って感じなんですかねぇ。

そして後継のハイテン100ではスカーレットグロメットは廃止、、、

グリンタ100って新生スノワートの最初のラケットだったのに、特徴一つ無くなるわ名前も無くなるわでこれも、えー…って感じでした、が、よくよく見るとビタスの2代目の方だとスカーレットグロメットが縦から横に移動してるようなので、まだスノワートではスカーレットグロメットは生きている様子。

ハイテンって名前もボックスフレームの方の呼び名でしょって思ってたけど、グリンタ100の特徴の横のスカーレットグロメットがビタス側へ行ったから、ハイテン100に名前が変わるのも、まあ、そうなるのかな?とも思える、、、か?

 

 

 

てな訳でスカーレットグロメット非搭載のツアータイプはスノワートっぽくないでしょって事で試打してないけど買ってしまったグリンタ100ツアー。

でも今回の自分としてはスカーレットグロメットで撓んで打球感が曖昧になるよりもダイレクトさが欲しい、コントロール性が欲しいのでツアータイプを選択。

オリジナル・グリンタを打った時の感想は、そりゃ使いやすいよなって感じ、喰い付いて、飛んで、ボールが収まる。

でも98の方が振り易くてボールも速い!って当時はなったんだけど、球出しならそりゃハードスペックの方が良いボール打てるわな。

重い方が威力は出るし、面が小さい方が面圧が高く、しっかり打てばストリングの跳ね返りも速い?

 

 

自分は高校生の頃に背伸びしてEXO3グラファイトを買ってしまったばかりに、自分にはハードスペックしかありえないと信じ込んだまま時を過ごしてしまった。

しかもさぁ、EXO3グラファイトの10時14時の部分にH型の錘を貼っちゃってさぁ、、、

カスタムしたい欲はあってもマトモに調整する能力は皆無だった。

あのラケットってスペックが310g、バランスポイントが330mmなのに、ヘッド部のみに錘を貼るって…

高校生の頃、本戦に一度も行けなくて目標の賞状を取れず己の非力さに嘆いていたけど、結構これ一因になってるよね。

そっから100Sも錘をトップに貼ったら手汗で滑って吹っ飛ばして粉砕。

ツアー、100Tはトップヘビーを恐れて逆にトップライトに拘るようになり、レザーグリップを巻き、フェイス下部とかに錘を貼ったり…

ここまではよくあるフツーの学生なりのカスタム、みたいな感じだったんだけど、社会人になってからプロストックに手を出したのがマズかった。

元のスペックが重いのにレザー巻いて重さは330g台。

そっからの流れでグリンタ98やエスマッハプロは、330gは流石に重いけどこれぐらいなら使えるだろって感じで320g。

そう、今までラケットを自分用に調整していたんじゃなくて、自分がラケットに合わせるようにしていたんですねぇ。

なので自分に扱えるスペック、重さがどのぐらいなのかを探そうとした事はなく、ハードスペックを使いこなさなくてはならない、みたいなノリしてたんですよ。

黄金スペックのエスマッハツアーやピュアアエロを使ってた時はフレームが厚いんで操作性損なわないように重くし過ぎず310g台にしたり、プロゾーン2は特に調整せずそのまま使ってたりしてたのですが。

軽いラケットって逆に操作性が落ちるような感覚があるんですよ、ラケットが振れ過ぎて打点が安定させられなかったりとか。

そして強いボールが来ると打ち負ける。

なのでラケットは基本重い方がいいよねって思ってる、ただし自分が扱える範囲で。

その自分が扱える範囲を自分は知らなかった。

 

そういう意識もあって昨年買ったファンGは315gにしてたんだけど、それでも最近、ラケットを振るのがしんどく感じて。

なのでグリンタ100ツアーライト、285gのラケットを1から調整することとしたのでした。

98の時もライトを買って調整し易く!って狙いだったんだけど前からのラケットの慣習ですぐ320gにしちゃってねぇ。

ただ、ただのウィークエンドプレーヤーなので加重してもバランスポイントもスイングウエイトも分からないのでひとまず自己流。

スノワートのラケットって普通のタイプも軽量タイプもスイングウエイトが統一されていて、軽量タイプでもフレームの重量がある様子。

他メーカーを見てると軽いバージョンはオリジナルモデルと比較するとスイングウエイトが低いメーカーが多い。

ウレタンの下の内蔵バランサーではなくフレームの製造時点で重さを変えてるって事、かな?

なのでスノワートはフレームがしっかりしてるだろう!って事で、更にスイングウエイトを高めていきたいな、と。

今まではスペック調整と言うより、自分をラケットに合わせる為に、元のスペックからトップライトにして揃える程度で、スイングウエイトについては…高過ぎても振り難くなるんでしょ?ってイメージが先行してまして。

元のスペックが重めだからまずバランスポイント優先で、スイングウエイトまで調整する余裕が無かった…

で、今回途中でラケットマイスターさんで測定してもらったり、また調整したりで、今のスペックは
306g, 312mm, SW290.8(推定)あとレザー換装。

SWはラケットマイスターさんが使ってるラテストのやつだと他のマシンより低めに出るようなので、実質290を更に上回るハイパワーラケット…になってると嬉しい笑

重量は軽いけど繰り出されるボールは強烈!

ってイメージだけど、軽い分パワーはマイナスされてるだろうけどどうなんだろうね。

 

 

そうして出来上がったグリンタ100ツアーライトはと言うと…

予想としてはイージー感あるオリジナル・グリンタのストリングホールを絞り、横糸が一本増えたので打感はしっかりするだろう、ただエスマッハプロと比べると面が広い分、コントロールはアバウト気味になるか?

ボールの飛び、推進力もどうか、面の大きさが勝るか、フレーム厚の僅かな差が出るか…

みたいな感じで半信半疑だったんですが(何故買った)

 

打ってみたらまさかの大当たり、ボールが勝手に凄くスピンがかかって手出しでさえ苦労する(ヘタクソ)

あ、ちなみにストリングはいつものようにデビルスピン125で38ポンド。

元々期待していたコートへの収まり易さもそのまま、ボールもよく飛び、ストロークがとても楽。

え、なんでこんなにスピンが凄いんだ?

オリジナル・グリンタはスカーレットグロメットを横に配置してストリングを撓ませ、スピン量を増やすのに対しツアータイプはそれを撤廃。

それでもフレーム形状でスピン性能を出してるとは思うんですが、えー、こんなにびっくりしたのはピュアアエロ以来ですわ。

ピュアアエロ初めて使った時さぁ、あまりにもスピンがエグくて、世間の皆はこんなに凄いラケットを使ってたのかよ!皆ナダルになっちゃうじやん!って衝撃受けたんだけど、それに匹敵するスピン性能。

なにせ自分はフラット打ちしかできなくて昔からスピン全然だめなのね。

デビルスピンとか色んなスピンポリを今まで使ってみたけど、打ち方からして駄目なのでしょっぱいスピンしかかからないのでした。

でもピュアアエロは自分でも凄くスピンがかかって、最強のラケットじゃんって思った。

そりゃ人気になるわって。

じゃー何故それを使わなかったのかというと、フォアは良いんだけど、バックハンドを打った時にフレームの硬さのせいか、球離れが早いのに慣れなくて、力が入らない、コントロールができない…

あとパワーを制御できず自滅ばっかしてたので泣く泣くピュアアエロから離れた。

この前SBC見て思ったんだけどバボラユーザーめちゃくちゃいるし、ボールもまるでピンポン玉かのようにウネウネ曲がりながらぶっ飛んでるし、バボラパワーはマジでモノホンと評価されてるんだなぁって思うんですけどね。

それがなんか自分が使うと、、、
大学生の時にピュアドラ使った時も試合で酷い目にあったし、どうしでバボラとの相性が悪い…

そんな悲しい思い出のピュアアエロですが、グリンタ100ツアーはまさにそれを彷彿させるかのようなスピン性能。

スノワートのフレームの恩恵で球持ち感もバッチシ、バックハンドをしっかり打てる。

ノーマルグロメットが求められる理由がよく分かる、イージーなタイプのラケットの単なる派生と思いきやガシガシ叩けるし平気でコートに収まる。

300g台の軽さについても打球時の不安定さは今のところ感じない。

厳しいレベルに打ち込まれたらどうなるかはまだ分からないけど、そうなったらやはり加重するしか無いのか、軽いのを目指しながら結局320gへ向かうのか?

しかし、今の重さでもボールを打ち返すのが簡単だ。

素の状態だとエアーバルブグリップを元グリに採用しているのでもっとマイルドな打感でユーザーに負担を持たせない、ってつもりなんだろうけど、レザーを巻いていてもクリーンな打ち心地。

 

 

 

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この元グリもね、世に出てる大体のラケットはシンプルなタイプを巻いてるのが普通で、最初から振動吸収材を入れた元グリのラケットはあんまり見ないよね、特に一般ユーザー向けのラケットだと。

腕に優しいのがスノワートの特徴の一つではあるけど、このグリップによるマイルド過ぎる打球感が、一部から敬遠される一因でもあるんじゃないかなと思う。

これがレザーになるとラウンドとの組み合わせで硬派チックにいい感じ。

スノワートの打球感の良さは元グリだけでなくフレーム設計やカーボンも含めてのもののはず。

ボールの飛びは100インチ23.7mm厚のスペック通り、球持ち感あり、レザー換装でがっつり打てる打球感、そこに脅威のスピン性能であるって事で、、、

中途半端なイージーさ、なんかじゃない、コートに勝手に収まる感覚なのに反発力があり、ダイレクト感があり、自信を持ってボールを打てる。

楽ラケって言うか、何て言うか…

今まで自分、ボールが全くコート入らなくて、ミスが早くて、長いラリーがとにかくできなくて、今の今まで全く克服できなくていたんですけど、グリンタにしてから最近はそういうストレスが殆ど感じられない。

むしろラリーが続いてしまって逆に困惑する笑

まー最近試合出てないんですが、試合では変わってくるだろうけど今のところは練習の感触は良い感じ。

ミスが減るラケット、出てくるミスは自分の怠惰で横着な動きのせい笑

グリンタ98使ってた時点で分かってはいたんだけどね〜

100にしたら使い易くなるのは織り込み済みだったけど、しっかり打てる事やピュアアエロ波のスピンまでは予想できていなかった。

 

 

 

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そして・・・ハイテン100チーム編へと続く笑

カテゴリー: 未分類 | 投稿者クレー 17:44 | 3,636件のコメント