リタイヤしてからは夜は早く休む。特別なTV番組もないときは8時くらいに床につくときもある。当然夜中に目が覚め、まだ0時か、1時かなんてことがあってまた寝ようとするがなかなか寝付けないものだ。
先日もデビスカップ最終日の試合が夜の0時にあると知っていたが、特に観ようと思わず寝てしまった。しかし2時半くらいに目が覚めてしまったのでTVをつけてみた。
ちょうどダニエル太郎VSファージャの試合が始まるところだった。
錦織選手が勝ち、勝敗は第5ラバーまで持ち越された状況だった。
立ち上がりは早々にブレークされどうなるんだと思っていたが、徐々にペースがつかめてきたのか、結局ストレート勝ち。
ずいぶんベースラインから下がってラリーしていたが、それがスペイン育ちの彼の持ち味なんだろう。(フェレール仕込みか)
コロンビアは自分たちの有利なクレーコートにしたのかもしれないが、太郎ちゃんには居心地のよい場所を提供してしまったようだ。
やはりシングルスはグランドストロークがベースになる。
今年もシングルスに2回出たが、バックハンドはスライスで弱弱しいし、スピン系は確立が悪いしと、さらに動きも遅くなってきては、シングルスの引退だろう。
勝利インタビューは身振り手振りで流暢なスペイン語で話していた。日本語より達者なんだ。
それにしても海外を拠点にしている人はなぜ強い。練習環境が良いのか、個性強い選手にもまれるからか、はたまた指導者が勝負強くさせるのか。
それともDNAの違いか。
日本はワールドグループ残留のようだが、錦織選手以外を育てないとつかのまの世界だろう。
さて我がチームも残留をかっけてクラブ対抗戦最終の第6戦があった。
ここまで1勝4敗。予想では2勝すれば5~7位(最下位)のなかでポイント差で5位になれ残留の可能性がある。
てなことをメンバーに伝えハッパをかけて臨んだ・・・のだが。
結局薬局勝てたのはシングルスNo.2と私のダブルスNo.2のみ。勝とうなんてちょっと厚かましかった。
シングルスNo.2のお相手は70歳を超えておられるような人、こちらは60後半ながらフルセットでからくも勝ち、私たちも50台ぐらいのペアに6-4,6-3で勝った。
接戦で1stはワンブレーク、2ndは私がブレークされたが2ブレークだった。大事なところでミスが出たのは相手側だった。私も5回中4回キープだからまあまだろう。
いつもドロップショットだったりアングル狙いだが、それを封印してミスしないようセンターセオリーでいったのがよかったかもしれない。
相手のNo.1とNo.3は若くて(20後半か30前半か)最新テニス風で強かった。特にダブルバックハンドはスピンが効いて、クロス、ダウンザラインに強いボールが返ってきる。粘ってもなかなか最後のポイントを取らしてくれない。
どちらかいえば押し出すようなスイングで育ったものは時代遅れもいいとこだが、もう変えられない。
最下位か良くてブービー、降格決定的だ。
まあしかし怪我なく1年間テニスができたことを喜ぼう。還暦過ぎたオッサンが20台の若者とそこそこテニスらしい勝負ができるならいいじゃないか。(と自分を慰める)
秋が少しずつ深まってゆく。
ススキの穂が風になびいている。
穂が花だろう。茎の途中にみえるこの綿毛はなんなんだ。WEB SITEを見てもよくわからない。
ツユクサ(露草)
青色が鮮やかだ。
ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)ショウジョウバッタ(霄壤バッタ)とも呼ばれる。
冬はどうするんだ。儚い命かな。命すくないわが身も同じかな。