US OPEN 2016も大詰め。
錦織選手、よく勝てたな。
FINAL SET 4-3,40-0からブレークされたときは、これは危ないと思ったが。
でもマレーもあまり余裕はなかったようだ。1ST サービスは入らないし、一発リターンで無理をしていたみたい。それも錦織選手のなせる技か。
大坂なおみ選手、FINAL SET 5-1(あるいは5-2の自分のサーブ)から追いつかれてタイブレークで負けてしまった。勝負は下駄を履くまでわからない。
グランドスラム大会はファイナルセットはアドバンテージ・セット方式(2ゲームアップ)かと思い込んでいたがそうじゃなかったのね。
ナダルVSプイユの試合もファイナルタイブレークだったから男女問わずタイブレーク・セットだったのね。
US OPENだけは別なのね。まあナイトセッションで5SETS MATCHのFINALが70-68とかになったら困るわね。
それにしてもプイユとかカチャノフとかどんどん有能な若手が伸びてくるので錦織選手も安泰ではないな。
さてカンカン照りの8月初旬から、やっと雨が降るようになった。各地で水害になるほど局地的に豪雨で気の毒なところもたくさんでたが、これも温暖化のせいだろうか。
日本の近海で台風が発生するとなれば、日本は亜熱帯地域になっていくのだろうか。
そして当地も雨。作物には喜ばしいことなんだが、ただし見事にクラブ対抗戦の予定日だった。
8月最後の日曜日は小雨だったが、まだ4試合残しているので、相手側に無理を言って開催した。砂入り人口芝のコートはこういうときに助かる。日本で普及したのもこういうことも一因だろう。
そして9月の最初の日曜日は台風接近で危ぶまれたが、速度が遅くて雨雲も来ず助かった。
ふたつの試合とも若いチームで完敗である。60代後半が主力のメンバーが20~30代の、しかもしっかり基礎ができている相手ではどだい無理がある。
高い球はフラットドライブでたたきこまれ、ドロップショットは拾われ(自分が拾えないからっといって相手も拾えないと思うなだ)、ロブはしっかりスマッシュで決められと
まあ散々な結果だった。もうシニアリーグに完全転向したほうがよさそうだ。
ところでこの試合(ダブルス)のなかで第1SETをタイブレークで終わったが、第2SETのエンドをどちらから始めるのかでもめだした。チーム責任者として
「タイブレーク終了時と反対のエンドから次のセットを始める」のがルールだと説明すると、相手側の一人がそれは違うという。
ルール講習会でも説明があったので間違いないと言うも、私もルール講習を受けたことがあると言って引き下がらない。どこの講習会だと言いたかったが、さしたる影響もないだろうと相手側の言う通り(終了時と同じエンドから)始めてもらった。
あの自信とドヤ顔にはちょっとうんざり。
[JTA TENNIS RULE BOOK 2016]にもタイブレーク”中”のエンド交代(通常は6ポイント毎)は書いてあるがタイブレーク”後”のことは書いていない。何故なのか気になってWEB SITEで調べてみたらこんな文があった。
WEB SITE上から引用した文
『このルール自体は規則10に倣うわけですが
困ったことにその細かいところまでは記載されていません。
現行の「ルールブック」になる前、2001「コートの友」時代までは細かく解説されていましたが
できる限りITFルールブックの原文のままに倣おうということで解釈についても省略されています。
ともあれ次のセットの第1ゲームのエンドは
「タイブレーク終了時のエンドの逆」
です。そしてサーバーはにあるようにタイブレーク第1Pのレシーバーになります。
つまり6-6後のタイブレークは第1ポイントのサーバーのゲームであったわけです。
エンドについてはその経緯はどうあれ、7-6で奇数ゲームで終わったので終了時からエンドを交代して
次のセットを開始するという考え方なのですね。
根拠は正直よくわかりません。』
コートの友2005年版は残っていたので見たが書いていなかった。
タイブレーク方式も定着しているからITFルール原文にも書いてもらいたいものだ。
ITF会長に訴えようか。誰かしらんけど。
さて秋風が吹きだした。
りんごも赤くなり、栗もはじけている。
大根と秋じゃがが目を出し始めた。
生姜も収穫時期になった。
「末成の夏の名残と秋の風」一句できました。