月別アーカイブ: 2013年11月

晩秋

秋じゃがが枯れてきた。数株掘ってみると一株に3個ほどできていた。

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秋じゃがは春植えに比べて少ないらしいからこんなものなのかもしれない。でも食べるには充分だ。

寒くなってきたが元気に花を咲かせている草もある。皇帝ダリアだ。

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3m以上はある。草というより木だね。

晩秋はこれ、もみじ・紅葉。

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るんるん (音符) 秋の夕日に 照る山紅葉(もみじ) ・・・

赤や黄色の 色さまざまに ・・・

らくらくピアノを勉強中の連れ合いはこれば輪唱で歌うとよいという。

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こちらは文字通り晩鐘。柿食えば鐘が鳴るなり・・・。ゴ~ン。(カルロスさんではない)

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ミレーの画には夕日の農場で祈る農夫婦だけだが遠くの教会の鐘の音が伝わってくる。

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ゆず。

冬至にはゆず湯だが湯治をひっかけて無病を願うそうだ。

冬至ももうすぐだ。一年が早い。

髪の毛が散っていく私にはこんな歌が聞こえてくる。

るんるん (音符) アメリカ橋のたもと 黄昏が間近い・・・遠い遠いかえらない青春

カテゴリー: 日記 | 投稿者ファイブK 19:49 | コメントをどうぞ

百寿

寒くなってきた。

冷え込んでいいこともある。りんごが赤く色づいた。

やっぱりりんごは赤いほうがよい。

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若い木だったが100個ほど収穫できた。買えばもっといいものがあるが、自分で世話をして作ったものに優るものはない。

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さて10月10日に母が満99歳数えで100歳を迎えた。

昨年白寿の祝いをしたが今年も一増えて百寿でのお祝いに鳥羽・相差(おうさつ)に一泊旅行に行った。

少し手前の展望台から太平洋を眺める。地球は丸いね。

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鳥羽出身の兄弟歌手鳥羽一郎と山川豊は有名だが、鳥羽一郎の「兄弟酒」の歌碑がある。

「兄弟船」のほうがポピュラーだと思うが、そちらは別のところにあるのかな。

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「おふくろ話に兄貴がほろり つられておいらもまたほろり・・・」

ぴったりのシチュエーションだな。

相差は伊勢湾の入り口で太平洋に面した”あまちゃん”の町である。

日の出

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民宿旅館の前は海水浴場。津波が来たらひとたまりもない。ここに住むには覚悟が必要だ。

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的矢湾の入り口。

明治44年に日露戦争・日本海海戦に加わった駆逐艦春雨がここで座礁し多くの犠牲者を出したそうだ。親父の生まれた年だ。

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母は大正3年(1914年)生まれ。第一次大戦の始まった年だ。

ほぼ一世紀、発展と戦争へ突き進む日本を見てきたということか。

関東大震災を覚えているという。伊勢方面まで揺れはあったんだ。

12歳、9月1日だったが尋常小学校はまだ夏休みだったと。

昼時で箸を持って家を飛び出たそうだ。笑えるような笑えないような。母の12歳はどんなのだったろう。

B29の焼夷弾で周辺に火が回ってきて、ふとんを持って逃げ出したとか。

ふとんが全財産だったんだな。必死だったろう。これは笑えない。

しかしよく覚えているものだ。

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長兄が作った感謝のことば。

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「東京で明治の庶民のくらしを写したE・モースの写真展を観たが

正直で勤勉で貧しくとも誇りがあった、そんな今失いつつある日本人のこころを持った

人だと思う」

私はそんな言葉を贈った。

 

いつか別れがやってくるだろうが一日でも長く元気でいてほしい。

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ファイブK 17:48 | コメントをどうぞ

生涯現役

冷たい雨に木枯らし、冬がやってきた。でも雪でないだけましか。

渋柿(愛宕柿)を買って、干し柿を作った。

物干し竿を一本連れ合いの了承を得た上で吊るした。

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合計35個。パートナーがいない柿さんができちゃった。

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軸のT形の部分を残してくれているので吊るしやすい。

カビ防止のために沸騰したお湯に5秒間ほど浸けたけど大丈夫だろうか。それが心配だ。

連れ合いは買ったほうが安いわよと言うが、作る楽しみが判らないのか。

お正月の食べる楽しみができた。

さて国民的歌手島倉千代子さんがお亡くなりになった。

物心ついたころからラジオで歌声を聞いていたような気がする。

誰にもないあの繊細な声、「からたち日記」はなんども聞いた。

私と一回り違ったのだ。ということは寅年。(どうでもいいか)

亡くなる三日前に歌を録音されたと聞く。死期って自分にはわかるものなのか。

生涯現役をまっとうされたようだ。それって幸せなことだ。

 

庭の秋明菊の散った後に、今年最後になるだろうバラが咲いた。

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るんるん (音符) バラもコスモスたちも枯れておしまいと・・・

どんなものにも終わりはあるけど、昭和世代は寂しいな。

75歳まであと12年か。そこまでテニスできたら幸せだな。

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ファイブK 20:05 | コメントをどうぞ

「雑草魂」

玉葱、えんどう、そらまめを植えて、一応今年の野菜植えは終了した。

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後は庭にチューリップとアネモネの球根を植えるだけである。

さて野球シーズンも終わった。

巨人が日本シリーズを制覇できなかったのは残念だが、その代わり上原選手の活躍でレッドソックスがワールドチャンピオンになったので、個人的には満足である。

楽天のマークンにしろフォーク(スプリット)ボールの威力をまざまざと見せ付けるシリーズだったね。全球フォークと思って対応してよさそうなものだが、ワンバウンドを空振りするより、真っ直ぐを見逃し三振するほうがより屈辱なんだろうね。

彼の座右の銘というか哲学は雑草魂だそうだ。

今年から始めた借り農地での作業は雑草掘りから始まった。

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さすがに11月の今はこんな状況だが、夏の盛りはこんなものではなかった。

雑草とひとくくりに言ってしまうと昭和天皇に叱られそうだ。

えのころ草(通称ねこじゃらし)

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メヒシバ(雌日芝)

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穂がちょっと太いオヒシバ(雄日芝)

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抜いても抜いても生えて来る。格闘だった。

地下の根や種はスキマができると自分の番がやってきたとわかるのだろうな。

踏まれても踏まれても生えて来る精神か。

ちょっとちがうな。

たぶん甲子園有力高校でもなく、六大学でもなく、そんなエリートでないけどトップに立ってやろうという気概かな。

でも高校のとき肩を消耗しなくてよかったのじゃないかな。

今年の流行語大賞は是非「雑草魂」を選んでほしいな。ザ・ベストと呼ばれた男だし。

「お・も・て・な・し」は食材偽装で多くの人がおもてなしの心を持ち合わせていないことが判ったし

「倍返し」は仕返しするみたいでイメージが悪いし

「アベノミクス」は言葉だけが先に動いて実態はどうなんだと。

上原投手、燃え尽きないで来年も雑草の逞しさ見せてください。

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者ファイブK 18:50 | コメントをどうぞ