玉葱、えんどう、そらまめを植えて、一応今年の野菜植えは終了した。
後は庭にチューリップとアネモネの球根を植えるだけである。
さて野球シーズンも終わった。
巨人が日本シリーズを制覇できなかったのは残念だが、その代わり上原選手の活躍でレッドソックスがワールドチャンピオンになったので、個人的には満足である。
楽天のマークンにしろフォーク(スプリット)ボールの威力をまざまざと見せ付けるシリーズだったね。全球フォークと思って対応してよさそうなものだが、ワンバウンドを空振りするより、真っ直ぐを見逃し三振するほうがより屈辱なんだろうね。
彼の座右の銘というか哲学は雑草魂だそうだ。
今年から始めた借り農地での作業は雑草掘りから始まった。
さすがに11月の今はこんな状況だが、夏の盛りはこんなものではなかった。
雑草とひとくくりに言ってしまうと昭和天皇に叱られそうだ。
えのころ草(通称ねこじゃらし)
メヒシバ(雌日芝)
穂がちょっと太いオヒシバ(雄日芝)
抜いても抜いても生えて来る。格闘だった。
地下の根や種はスキマができると自分の番がやってきたとわかるのだろうな。
踏まれても踏まれても生えて来る精神か。
ちょっとちがうな。
たぶん甲子園有力高校でもなく、六大学でもなく、そんなエリートでないけどトップに立ってやろうという気概かな。
でも高校のとき肩を消耗しなくてよかったのじゃないかな。
今年の流行語大賞は是非「雑草魂」を選んでほしいな。ザ・ベストと呼ばれた男だし。
「お・も・て・な・し」は食材偽装で多くの人がおもてなしの心を持ち合わせていないことが判ったし
「倍返し」は仕返しするみたいでイメージが悪いし
「アベノミクス」は言葉だけが先に動いて実態はどうなんだと。
上原投手、燃え尽きないで来年も雑草の逞しさ見せてください。