今年もウィンブルドンが始まった。
奈良くるみ選手、よく勝ったね。握手が終わったあとネットに摑まりながら起き上がれなくなってしまった。ほっとしたとたん脚がつったのかな。
2ndセット、マッチポイントを逃がしfinalセットとなれば苦しいかなと思ったが、相手も一緒だったようだ。
どちらもバックハンドは素晴らしかった。あんなショット一回でも打ちたいものだ。
両手で打つとかえってスイングが鈍るんだよな。
そして錦織選手は。試合が始まるのを待ちながら、ブログを作成中。
結果は3セットで済んで良かったが2セットやっただけでMTOでは、2週目までもたないで。
イチローさんにトレーニングの方法をコーチしてもらったほうがいいのじゃないかな。
その錦織選手を育てた柏井正樹コーチを招いた指導者研修会があった。
梅雨のあいまの絶好の好天だったが、私たちの講習は全部室内だった。
屋外で指導を受けられたジュニアはラッキーだったかも。
[3R](三つのR、すなわちRight time, Right place Right shot)をおっしゃっていた。
正しい位置で、正しいタイミングで、正しいショットを選択しろという正に基本だろう。
と言っても言うは易く行うは難しだが。
脚がなければ良いポジションに行けないしまた遅れる。余裕があったらあったでいらんことを考えてミスショットだし。
子供達にはYes(攻撃できるボール)、No(守るべきボール)を相手ボールがネット上を通過頃に声を出させる練習をさせておられた。
ニュートラル(イーブン)の状態もあると思うがYesに入るのかな。
打つコースもどんなショットを打つかも選択しずらいときは高いボールで深く、時間を稼いで守りに徹する、攻守のバランスを大事にしろということだろう。
錦織選手もゲームセンスが良いが、そういった指導もあったのだろう。
また「サービス動作のバイオメカニクス」というテーマで大阪教育大学の西島吉典氏のお話しもあった。
トスアップのリリースからインパクトまでの時間は人さまざまだがおおよそ0.5~1.4 secらしい。
奈良くるみ選手やシャラポアは1.4 secよりで空中の時間が多いらしい。
一度グラフを生で見たとき、トスがあまりにも高く(室内だったが)、ファインダーからボールが外れてしまってなかなか良い写真が撮れなかった思い出がある。たばん一番ではないだろうか。
しかしあまり長いのは動作的に意味がないとのお考え。
私は計測してもらったら平均0.7 secだった。
トスが低いと指摘されたことがあるから、打つタイミングも早いほうなのだろう。
まあ私のサービスはへんに速くなっても打ちごろのスピードになってしまうから、緩急かスライスで弾まない、少しでもスイートスポットを外してくれるものでよいだろう。
さて2戦雨で流したがやっと3戦目で今季初戦となったクラブ対抗戦。
相手チームは20代から30代。ま私たち60~70代を超えるチームは稀だろう。
試合は2-5で負け。シングルスNo.1が6-0,6-0と完璧だったが、ファイナルセットまでいった4試合のうち3試合落とした。
私もダブルスNo.2で6-3,2-6,0-6と逆転負け、ファイナルもサービスゲームでもリターンゲームでもゲームポイントはたくさんあったのに1ポイントが遠い。
勝負所で弱いな。反省!
暑い夏は予定が組めないし、とりあえず1試合消化できてだけでも良しとしよう。