今年2回目の大会。
予選リーグ1勝1敗で敗退。
最近は繋ごうとしてミスるし攻めてもミスるし、それじゃあ戦術あったとしても実行できないし。
入らないサーブ、繋がらないラリー、決まらないストロークであまりにも試合でできる事が無いので今日はもう・・・何だろうね、直感というか、思うままにやる事にしたがこれでした。
気を抜くとすぐ脳筋どフラット一発屋テニスと化します。
1試合目の相手は調べてみると65歳以上の部で好成績を上げている大ベテラン。
ここまで歳の差が離れているとやり難いか・・・というか、この年齢制限無しのオープン大会に出てくる時点で絶対強い人だよ!
スコアは9-7でギリギリ勝利。
若者なんだからパワーで捻じ伏せろって言われそうだけど、負けても仕方ない相手だったと思う。
フットワークを切り捨てた分、守備範囲にきた球には鋭角にクロスへ先制攻撃。
今までベテランと戦った経験では殆どの相手が守備的、こちらの自滅待ちの戦法(これが一番労せずして自分を倒せる方法だと見抜かれてるんだと思う)が多いように感じてましたが、明らかに攻撃型。
自分が経験したことの無いレベルの相手で最初は0-3で大きくリードされてしまった。致命的過ぎる。
相手を動かせばいい、なんて言っても相手が常に先に先手を打つ。
これが結果を残すベテランテニスの真髄なのか、それにしたって恐ろし過ぎる。
クロスで外に追い出されたところを無理して強打しようとしまいミス。
相手の先制を警戒してたらドロップでペースを乱され、ボレーでトドメを刺され。
相手より先に攻め込め、なんて戦法をやろうとすると、相手の攻撃を恐れるあまりに逃げようとする意識が強く働き、気持ちが焦る。
平均125km/hを誇るご自慢のフォアはこういう時に限って殆どガシャって役に立たず。
一応昔使ってたZEPPセンサーでは8割は真ん中で当たってたはずなのになぁ、5球に1球ミスってたら役に立たないか。
バックは攻めようとする途端にネット連発。
この日のテーマは作戦もクソも無いので思うままにやる事。脳筋テニス。
自分が勝てた理由が何なのか、何で勝っていたのか分からないけど、相手が僅かにでも焦ってくれたように見えた事、ミスが多いあまりにチキってしまった緩いボールをミスってくれた事、若さで強引にゴリ押した事は憶えている。
9-7の戦いの中で相手の技術、戦術、選手としての精神に見合うプレーを、はたして自分はできたのだろうか。学べたのだろうか。
最近が悲惨なプレーばかりで勝つ事を考えないまま来てしまったこの大会、予想外に勝ちを拾ってしまって迎えた2試合目は若くて背丈のある相手。
より攻めてくテニスを意識したらいきなり先制に成功。
でも無理矢理攻めて、体がプレーに追いつかずばたついた状態、ペースが目茶苦茶。
これじゃダメだろうと思って結局作戦を変えてしまい、崩れて2-8。
もう何もかもダメね、勝つ為の我慢ができない。
大会は何度も連続して勝たないと勝ち上がれないのに、1つ勝つだけでもう緊張に堪えられない。
そりゃ精鋭のテニスバカが蔓延るこの界隈、1つ勝つのはとても大変な事だろうが。
負けるという事にも堪えられない。
本気のボールをぶつけて負けてしまったらどうしよう、そんな不安がくる。
お前の本番いつ来るんや。
こういうプレーは大学生の頃からずっとそう。
体に染み付いた逃げ癖が克服できない。
こんなんだから何年やっても予選負けと初戦負けを繰り返している。
本当に今更であるが、試合で勝ち上がる、入賞する勝者の器ではなかったのだ、自分は。
終わってるねえ内面が。
これから10年、20年続けても永遠にずっと同じ事を繰り返して、入賞とは無縁なんだろうな。
弟は一体どうやってあんなにポンポン勝ってるというのか。