慶應チャレンジャー。
で、よく見るメインコートの隣のインドアの隣のコート3面。
奥にもコートがあるのを初めて知った。
今日は一般向けのイベントレッスンに行ってきました。
各回2時間、午前午後両方に参加。
とりあえず両方に入れてしまったが、1レッスン3000円で定員は30人、大人数でどれだけの密度の練習になるのかと思うとちょっと勇み足だったかも?
と、心配していましたが内容は結構部活のノリの勢い。大分ハードに打った。
強豪だからって特殊な特訓か?って訳でもなく、でもあのレベル相手じゃシンプルに打つのってかなりキツい。
ひとまずボール繋げる事に徹しようとしても平然と手元で伸びてくるじゃない・・・処理できへん。
関口プロや権ちゃんと打って少しはコツ掴めてきたかなと思ってたけど、相変わらず難しい、上手い人のボールを当てるのって・・・。
午前のレッスンが終了後、コートで選手がぞろぞろ入って練習。
そう言えばこんな真後ろでプロの球見れるのって滅多に無いかも。
こうして見るとプロのボールって縦長に変形してるよね。
しかも飛んでくるというよりボールが勝手に飛行してる気がする。怖い。
午後のレッスンまで時間があるのでエネルギーを蓄えるべくフードコーナーへ。
前に行った時はコートのすぐ近くでご飯売ってた記憶がありますが、今回はコートから少し外れた場所に食事用の席と一緒にスペースが用意されていました。
毎年来る度に大会運営の仕方が変わってる、強化されていってるような気がします。
ベンダーキッチンのチキンオーバーライス。スイートチリ味。
+学生が出しているコーヒー。
チキンオーバーライスの方ではレジ係を学生が担当していたのかな。
大会運営を始めとしてイベントレッスンやフードコーナー、グッズ販売に至るまで、どこを見渡しても学生達が駆け回って頑張っているのが印象的。
これだけフル回転で頑張っている一方で、選手へのホスピタリティ向上による大会の負担増とか、クラウドファンディングとか、資金的な問題が毎年出ているようなのがちょっと気になるところ。
同じチャレンジャーの名古屋のワールドチャレンジも終わってしまうし、日本で2番目に大きな大会である慶應チャレンジャーの存在は日本のテニスにとってとても重要だ。
来年、再来年も大丈夫だろうか。
そりゃそうだろって話ですが試合も幾つか見ました。
今年プロ転向の清水悠太プロを初めてちゃんと見る。
最初に見たのは2015年、清水プロが15歳の時、全日本で結構離れたコートから見かけただけだった。
その時はかなりの勢いでバコってるように見えましたが、今日見た清水プロは全然違う選手。
迫力のあるショットではなく、ちょっと地味ながらも外に追い出して次で綺麗に決める。
身長は調べてみると163cmらしくちょっと心配になるが、西岡選手だって小さいと言われながらあれだけの成績を残したのだからどうなるか素人の僕には分からない。
西岡選手と同じく小柄なサウスポー、でも西岡選手ほど猛烈にスピンをかけているってようでもなさそう。
日本リーグの戦績を見ると出た試合は全勝だそうで現時点で日本ではかなり目立つ選手なのは間違いなさそう。
1年目はどうなるのか。
あとちらっと見てヤバそうだと思ったのが台湾のタン・リーウェ選手。
やたらデカい身長で動きがしなやか。ストロークがドスンとくる。
どっしりと打つ内山選手の動きが柔らかくなったような動き。
という風に自分には見えたものの、内山選手は今209位でタン・リーウェ選手はキャリアハイでも530位なのだから、実際に試合をしたらやはり大きな差が出てくるのだろう。
まるでどこからでも打ち込めるぞって言わんばかりのオーラをタン・リーウェ選手から感じましたが、19歳、今年のキャリアはどうなるのだろうか。