満100歳をことほぐ

今日10月10日は体育の日。50年前の東京オリンピックの開催日だ。
何でも統計的にこの日が晴れる確立が一番大きいとがでこの日にしたらしい。
2014年の今日も晴れだった。今でもかなりの確立で晴れになるのだろう。

2020年の開催は7月下旬と聞く。梅雨は終わっていないかもしれないし、終わっていたら猛烈な暑さだろう。
競技関係者が熱中症でバタバタ倒れることになるかもしれないな。
日本の都合に合わせて秋にしたらよかったのに、でもそんなわけにいかなかったのだろう。

いやオリンピックの話ではなかった。今日は母の満100歳の誕生日。
大正3年(1914年)10月10日生まれだから正しく100年経っている。

数え百歳で百寿のお祝いはしているが、完全な100歳のお祝いに実家に帰った。

途中で洋菓子店に立ち寄ってケーキを豪勢なデコレーションケーキを買おうとしたが、あいにく店頭になく、
1時間待てば作れますと言われたが、待っておられるわけはないと、ショートケーキの1セット分になってしまった。まあいいか。

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ひ孫からも手作りのプレゼントが来ていた。ひ孫14人いるそうだが、孫10人はわかるのだがその孫の子まで把握していない。
会ってもわかならいだろうな。
ちなみに私に孫はいない。次男も今年結婚したばかりだし、ひょっとしたら孫に会う前にあの世かもしれないな。

総理大臣銘の祝い品もきていた。

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個人的には右よりの安倍さんは好きではない。そんなことはこの際どうでもいいか。

ご長寿をことほぐ?

ことほぐ【寿ぐ/言祝ぐ】喜びや祝いの言葉を述べる。言葉で祝賀する。

へ~!恥ずかしながらこんな言葉知らなかった。これも母のおかげだね。

こんな冊子も作ってもらっていた。

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日々の思い出、戦争体験、その体験を小学校生に聞かせた際の子供たちの感想文、新聞への提言投稿など多岐にわたっている。
(母の)父の思いでもある。私は母方の祖母は知っているが、祖父は戦前に亡くなっているのでどんな人だったか知らない。
お酒が好きな人だったらしいが、詳しく聞いたこともなかった。
こうやって文集に残すのは亡くなってから80年近く経ってもやはり父の存在は残っているということなのだろう。

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母の画は母が70歳ぐらいから指導してもらっている先生(学校長までなられ今は定年となられたと聞く)の描かれたものだが、その先生も70歳からワープロを学ぶ母を敬服されている。

子供の私がいうのもなんだがこれはすごいことだ。

会社でワープロは時間がかかるとか言って文書を手書きfaxする上司(50歳なかば)がいたがとうとう定年まで使われなかった。なかなか新しいことにはなじめないものだ。

なんなんだろう。この努力、意欲、情熱。連れ合い(私の父)が亡くなってから24年経つが、やっと自分の人生を見つけたというのか。

大正女は強い。

いやほんとうに明治大正の人たちは気骨があって粘り強い。日本人は戦後何か失くしたな。

「夢を持たないものに成長はない」

参りました母さん。


カテゴリー: 日記 | 投稿者ファイブK 21:21 | 2件のコメント

コメント(2)

  1. おかあさま、お誕生日おめでとうございます
    正に百歳とは、本当に素晴らしいですね
    人生に前向きな姿勢をてんびん座の後輩として見習いたいと思います
     
    と私からもささやかに寿がせていただきます!!

  2. maryさん、火曜日のテニス観戦ご一緒できなくて残念でした。ご両親のお加減はいかがなのでしょうか。お察し申し上げます。
    私の母は幸せなことに元気で自分のことができます。新しいことに意欲的に挑戦していますのでボケないのでしょうね。
    ほんと見習わなければなりませんね。

    ファイブK ファイブK より: 2014年10月11日 20:24

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