椎間板ヘルニアの下肢の痛みはだいぶやわらいだ。
しかし右脚に力が入らず、右脚一本のジャンプができない。左脚一本ならトントンと小さくジャンプできるが右脚だと1、2回しか飛べない。
だからダッシュがスムーズにいかない。
2ヶ月じっとしていたから筋力も落ちているが、神経が圧迫されていたから筋肉も反応が鈍ってしまったのか。
おりしも女子世界NO.1のシモナ・ハレプ選手が椎間板ヘルニアで無期限休養するとのニュース。
若くて、充分鍛え上げられている彼女でさえ、痛めてしまうものか。
直近で兆候はあったのだろう。何かおかしい、でも試合も迫っているし連戦の筋肉疲労だろうと思っていたのかもしれない。
さあ困ったぞ。(アンタが困ることはないだろう)
この痛み、経験したものだけが判ると経験した人が言う。
痛みが取れるまで数か月は休養、そして筋力が戻るのはその2倍の期間とか言うから、まあ半年は無理だろう。良くて全仏間に合うか?
回復を待つにはハレプ選手だけではない、私もだ。
私のシニアリーグは4連敗。4戦目は痛みを押して捨てゲームのつもりでNO.3のマッチに出たが6-8で負け。健闘したほうだが負けは負け。
しかし取りたいマッチを落として3勝4敗だった。これならNO.1の試合に出るべきだったが身体障害者ではあまりにも見え見えで姑息すぎると良心が邪魔したな。
第5戦は4勝3敗でからくも勝ったが、リーグ残留のためには最終戦も勝たなければならない。(勝つために私は出なかった。賢明な作戦だった)
阪神タイガースみたいに消化試合になるなら身体障害者の出番も作れるが、出たいし、
出て負けると戦犯になるし、さあ困った。
最終戦まであと1ヶ月。回復時間があるのが救いだが、大きく回復するような気がしない。どんなリハリビが必要か、さてどうする。
第5戦は台風一過の秋晴れだった。
庭に秋明菊が咲きだした。
近くに雑木林にはアケビ。漢字で木通と表すのはどういう意味なのだろうか。
木通(モクツウ)とは蔓を切ると空気を通すからと書いてある。太いところを切ってみると良かったかな。
11月になれば肌寒い日になるだろう。テニスに良い季節は残り少ない。
私のテニス人生も残り少ないのかも。