リコール

N社から社長名で詫び状のレターが届いた。

資格のないものが製品出荷検査を実施していたという問題の詫び状である。

私もこのN社のC車種を購入して2年半程で1回目の車検がまだの状態であった。問題がニュースで流れて、ホームページで年式、車体番号をで検索すると見事?該当していた。

しかし販売店からは連絡なし。

2.5年(30ヶ月)の定期点検の案内の際、やっとそのことが知らされた。

ちょっと遅いのではないかと感じた。対応策が決まっていなかっただろうの事情は理解できるが、まずユーザーに一言連絡があるべきではないのか。

結局定期点検時、出荷時内容の検査をします、検査料は払い戻しします、またお詫びとして後日(来年4月とか)エンジンオイルとかエアコンフィルター等を無償で提供しますとのこと。

無資格者とかの報道があるが、素人ではなく経験はあるが未登録者であったと販売店の検査責任者は弁解していた。

私個人はこの車の性能は心配していないが(まったく問題なく2.5年経過し4万km弱走行しているのだから)、信用はガタ落ちだろうな。新しく買おうとしているユーザーは足が止まったかもしれない。

判ってからも無資格者の検査を続けていたとかの報道もあったな。Mrコストカッターと言われるCEOの年棒(10億円以上?)を下げさせようとの反乱かい?

メイドインジャパンの名を悪いものの代名詞にしちゃだめよと偉そうに言っておいた。

と思ったらしばらくして元働いていた会社の子会社が品質データを改ざん?とか、特採なのに無断で納入していたとか。

私はタイヤコードを含む産業資材糸(漁網、シートベルト、エアバッグなど)の原糸の生産設備機械を子会社で設計していた。原糸の品質についてはタイヤメーカから厳しい要求があるのだと常々聞かされたものだ。強度だとか繊度(太さムラ)とか毛羽(単糸切れ)とか。

タイヤコードにするには原糸から更に撚糸とか工程があるが、あまり詳しくはないので、どんな品質に問題があったのか知らないが、タイヤメーカは不快な思いだろう。

ここも内部告発なんだろうな。ネットで簡単にできるし。

今、企業は生き残るため合理化、コストダウンとか必死だろうが、派遣社員でどうにかしているということだろう。

そこには改善より先に生産優先とかあるかもしれない。製品にバラツキはつきものだし、競争のなかで売るために品質を高く設定しすぎるとはみ出すのは出てくるわな。

そこんとこは十分理解できるんだが。

社長も知っていて放置したのかな。それが一番問題だな。

さて一気に寒くなった。

寒くなってよかったのは干し柿だけだ。

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今年も60個程皮をむいて洗濯竿につるした。

ところが翌日竿を保持しているビニールひもが切れて一部がテラスに落下。もう一度熱湯消毒をするはめに。

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ヘタのところのT型の軸の部分が欠損し、串で一個一個つるすことになった。

昨年のビニールひもが劣化、強度不足になっていたところへ、竿の重さ?プラス柿15kgの重さに耐えられなかったのだ。

ひとの失敗を言う前に、自分の仕事をチェックしろよ。

柿さん、ゴメンナサイ。(謝罪)

 

 

 

 

 

 

 


カテゴリー: 日記 | 投稿者ファイブK 21:47 | コメントをどうぞ

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