月別アーカイブ: 2016年5月

全仏OP 錦織・大阪3Rへ ダニエル惜敗

Roland Garros
Paris, France

パリ・ローランギャロスで行われている「全仏オープン」では日本勢が躍動しています。

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(写真は Roland Garros Facebookより)

男子シングルス2回戦に登場したエース錦織圭選手は、初戦のボレッリ(イタリア)に続き「難敵」であるクズネツフ(ロシア)を相手に先にブレークを許すなど序盤強打に苦しみましたが、そこから変幻自在なプレーにシフトし見事にストレート勝ち!
次戦は元トップ10選手のベルダスコ(スペイン)と戦います。
ベルダスコ戦、目が離せませんね!!

 

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(写真は、大坂なおみFacebookより)

18歳の大坂なおみ選手は、セレナ・ウイリアムスを彷彿させるビッグサーブ・ビッグフォアハンドのアメリカンテニスが身上!
女子シングルス2回戦では、ベテランの「超ハードヒッター」ルチッチ・バローニとの壮絶な打ち合いを制して全豪OPに続く3回戦進出を果たしました!!(日本勢として杉山愛さん以来9年振り)
3回戦の相手はハレプ(ルーマニア)!!楽しみになってきました。

 

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(写真はTaro Daniel Facebookより)

roche(ローチェ)のテニスウェアがクールなダニエル太郎選手。
190センチの長身プレーヤーは、スペイン仕込みの粘り強く、最後の1球まで諦めずボールを追うプレーが身上です。

1回戦では、2年前の全仏で錦織選手を沈めたク-リザン(スロバキア)を相手に「セット1-2、ゲーム0-4」の絶対絶命の状況から大逆転勝ち!
そして昨日の2回戦ではディフェンディング・チャンピオンのスタン・ワウリンカ(スイス)を相手に第1セットは2本のセットポイントを掴む!6−7、3−6、4−6という互角のプレーを披露しました。
ローランギャロスにフィットしているダニエル選手のプレースタイル!
本当に魅力的ですねぇ!!

 

今大会を沸かせている日本勢(上記の3人)の共通点は海外育ちである事です。
若いうちに海外で磨かれることは成長を加速し、考え方に幅をもたらすと思います!
錦織、ダニエル、大坂のプレーぶりを見て「厳しい環境が育てた」逞しさを感じさせられるのは私だけではないでしょう!!

 

3人以外にも奈良くるみ選手もまだ勝ち残っていますのでまだまだ寝不足シリーズは終わりそうもありません(笑)

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 18:00 | コメントは受け付けていません。

欧州クレーシーズン  国体予選

テニスの世界ツアーはヨーロッパ各地のクレーコート(赤土)に舞台を移しています。

我らの錦織圭選手は、「バルセロナオープン 準優勝」、「マドリードマスターズ ベスト4」、「イタリア国際 ベスト4」と絶好調でキャリアの中でも最高に近い形でクレーシーズンを送っているのではないでしょうか!

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(写真Internazionali BNL d’Italia フェイスブックより)
全仏前のクレーでジョコビッチ
2回、ナダルと1回クレーで対戦出来た事は大きな収穫でしょう!
本番の全仏オープン開幕まであと1週間。本当に楽しみになってきました。

 

 

 

ヨーロッパから遠く離れた日本・鹿児島の地では国体最終予選(成年)が開催されました。ATA関係では、岡村修平(鹿屋体大)、福永雛乃(駒澤大)、平原美咲(鹿屋体大)、英凪紗(鹿屋体大)の4名がプレー!結果は以下の通りでした。

<男子>
1位 澁田大樹(明治大学)
2位 岡村修平(鹿屋体育大学)

<女子>
1位 古賀千遥(立命館大学)
2位 英凪紗(鹿屋体育大学)

 

以上の4名の大学生が国体選手に選出されました。(ATA出身の修平、凪紗も代表入り!)
男子が昨年の和歌山国体6位入賞メンバー!
女子が昨年の和歌山国体少年女子の二人になりました。

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(凪紗、写真有難う!!選手達の写真撮り忘れていました・・・)

おめでとうございます。全員大学生という若い布陣には、まずは九州ブロック突破を目標に本国体への切符を手にしたいと思います!!

 

今回、特筆すべき点は、初めて小中学生の大会と同一会場となり多くのジュニアや指導者、保護者の方々が観戦して下さったことでしょう。
緊張感ある真剣勝負に小中学生は目を輝かせていましたし、選手達(成年)は素晴らしい雰囲気に後押しされるようなプレーを披露してくれて私達も嬉しかったです。

116国体予選

 

16国体予選2
気合が漲った国体予選を観戦後、子供たちの試合に取り組む姿勢やプレーの質が良くなったのは間違いないと思います。

今後、もし調整がつくのであれば、各大会とも一般の決勝戦等はジュニアと同一会場でやるのも良いアイデアなのかなぁと強く感じました。

カテゴリー: ATA, 国体, 海外テニス | 投稿者Arimura 12:44 | コメントをどうぞ