月別アーカイブ: 2020年2月

デルレイ ビーチOP 

アメリカ・フロリダ州デルレイ・ビーチで日本勢が躍動しました!!

デルレイ・ビーチといえば錦織圭選手が10年前に「18歳でツアー初優勝」を成し遂げた我々日本人にとってゲンの良い場所!(のはずです)

20 DelrayBeachOP-nishikori(ATP Tour Twitterより)

その大会のシングルスで、

西岡良仁選手が見事にツアー二度目の決勝進出を果たしました!

20 DelrayBeachOP-nishioka2(Delray Beach Open Facebookより)

決勝戦は惜しくも敗れてしまいましたが、

この準優勝により世界ランクもキャリアハイの48位に浮上。

東京オリンピック出場がグッと近づきました。

おめでとうございます!

20 DelrayBeachOP-nishioka1(Delray Beach Open Facebookより)

決勝戦の相手のライリー・オペルカ(アメリカ)の身長は何と2m11㎝!!!(西岡選手は170㎝)

ジャイアント馬場クラスの長身から繰り出されるサーブは我々の想定を超えるレベルのはずです。

 

そんな中、諦めずに直向きに自分のプレーを貫きファイナルセットまで縺れる戦いぶりを見せた西岡選手。

そのスタイルには、日本人(アジア系)選手の進むべきプレーのヒントがあるように思います。

西岡選手の今後もフォローしていきたいと思います。

 

今大会の「ダブルス」では、

マクラクラン勉が、

バンブリッジ(イギリス)とのコンビで見事に準優勝!

日本人が同一大会で単複決勝進出するのは快挙と言えるでしょう。

20 DelrayBeachOP-mclachlan2(Delray Beach Open Twitterより)

今季すでにツアー優勝を果たしていますので、

このペアからも目が離せませんね。

 

そのダブルスを制したのは、

41歳のボブ&マイクの

ブライアン兄弟!!

20 DelrayBeachOP-bryans1(Delray Beach Open Facebookより)

今年いっぱいで引退を表明しているツインズは、

デルレイ・ビーチで6度目

ツアー通算は何と119勝目!!!!!!

楽天14マイクB&純吾

写真は2014年の楽天オープンでのモノ(笑)

 

約20年に渡り「ダブルス」を盛り上げてきた彼らを今年で見れなくなるのは寂しい限りですが、残りのシーズン頑張ってもらいましょう!

日本の南端から応援しています。

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 22:07 | コメントをどうぞ

全豪OP 閉幕!

真夏のメルボルンで開催されていたシーズン最初のグランドスラム

The Grand Slam of Asia / Pacific 「全豪オープン

ジョコビッチの8度目の優勝とアメリカの新星ケニンの初のグランドスラム制覇で幕を閉じました。

20 AO-ロッドレーバーアリーナ(Australian Open Facebookより)

その全豪オープンでの「私的」なベスト3

を挙げてみたいと思います(笑)

 

第3位  

「伊藤竜馬選手 7年振りの勝利」

右ひじの故障(手術)もあり、長年グランドスラムの舞台に立てないでいましたが、

昨年の全豪OPで久しぶりに本戦出場を果たすと

今年の大会も「アジア太平洋WC(ワイルドカード)選手権 優勝」で掴んだ推薦枠で出場し、

7年ぶりの初戦突破!

20 AO-伊藤竜馬2

2回戦ではセンターコートでジョコビッチと対戦するという素晴らしいチャンスを得ることも出来ました。

20 AO-伊藤竜馬3

31歳になった今でも、ワウリンカやアルマグロを仕留めた「ドラゴンショット」はまだまだ健在!!

引き続き日本の南端より応援しています。

20 AO-トミー嶋田

私の旧友でもあるトミー嶋田コーチもお疲れ様でした。

 

 

 

第2位

「地元WCペア 男子ダブルス準優勝」

全豪OP直前もツアー下部大会でプレーしていた

マックス・パーセル / ルーク・サビル組が、

地元オーストラリア勢として23年ぶりの決勝進出!!!(97年のウッドブリッジ・ウッドフォード組以来)

「WC(主催者推薦) 出場」からの準優勝はミラクルとしか言いようがありません。

20 AO-パーセル・サヴィル2(Tennis Australia Facebookより)

2人の事は、

12月16日の「豪州庭球紀行1」にもアップしましたが…

全豪OP出場権が懸かるWC選手権に出場していた2人の練習をメルボルンパークで実際に見ていただけに親近感(勝手に)もあり、彼等を応援せずにはいられませんでした。

20 AO-パーセル・サヴィル1(Tennis Australia Facebookより)

現在27歳のサビルは、

ジュニア時代にウィンブルドンや全豪を制した世界№1ジュニアでしたが、プロ転向後は期待に応えるような結果を残せないでいました。

それだけに今回の大活躍は嬉しいですね!

「諦めなければ夢が叶う」

ことを証明してくれたオージー二人の今後をフォローしていきたいと思います。

 

 

第1位

「ケニン 父との二人三脚で初優勝!」

女子シングルスで、

グランドスラム初優勝を果たしたソフィア・ケニン(アメリカ)

20 AO-ケニン2(Australian Open Facebookより)

そのケニンのコーチを務める父親は、

旧ソビエトからの移民で、英語の聞き取りに苦労(渡米時、僅か数百ドルの現金しか持たず)しながらニューヨークでタクシードライバーとして働き、娘をグランドスラム女王に育て上げました。

20 AO-ケニン・父(Australian Open Facebookより)

「娘は私たちが苦労したことを知っているし、それが彼女をタフにしたんだと思う」

と語るケニン父。

最近は、日本では見れなくなったハングリー精神で這い上がる姿!

私は嫌いじゃないです!!

ケニン親子の今後も楽しみですね。

カテゴリー: ATA, 海外テニス | 投稿者Arimura 07:24 | コメントをどうぞ