カテゴリー別アーカイブ: 海外テニス

フェデラー引退

ロンドンで開催されていたレーバーカップ(欧州選抜vs世界選抜)を最後に

ロジャー・フェデラーが現役を引退しました。

22 フェデラー引退-全員

四大大会での優勝は20回!

過去20数年に渡って世界のトップに君臨してきたフェデラーは、

一度も試合を途中でリタイアした事がありません!

その彼の試合に対する姿勢やエレガントなプレーを見れないと思うと本当に寂しい限りです(涙)

22 フェデラー引退-ダブルス

かつては強烈なライバル関係の下、

場外戦も繰り広げられた事もあったラファエル・ナダルとの関係。

そのナダルとのダブルスを最後の試合に選んだのも嬉しかったですし、

ナダルやジョコビッチの戦友達が涙ぐんでいた姿にも心を打たれました。

22 フェデラー引退ーナダル

 

22 フェデラー引退-ナダル2

22 フェデラー引退-ジョコビッチ

やはりスポーツって良いなぁ!

テニスって良いなぁ!

スポーツマンって良いなぁ!

と再認識。

 

今後のテニス界、

全米を制したアルカラスをはじめとした若手の台頭、世代交代が進んできていますので引き続き注視していきたいですね!

22 フェデラー引退-アルカラス

 

アリムラTA(ATA)Instagram

カテゴリー: Wilson Team, 海外テニス | 投稿者Arimura 23:55 | コメントをどうぞ

全豪OP 2022

今年最初のグランドスラム「全豪オープン」は最終日を迎え、

男子シングルス決勝が行われました。

22-AO-RLA

(Australian Open Tennis フェイスブックより)

 

R・ナダル(スペイン)   2-6、6-7、6-4、6-4、7-5  D・メドベデフ(ロシア)

 

ラファエル・ナダルが5時間24分に及ぶ死闘を制し、13年振り2度目の優勝を果たしました。

フェデラー、ジョコビッチを抜き、

「四大大会」単独トップとなる21個目のタイトル獲得!

22-AO-ナダル本

2セットダウンからの大逆転劇は本当に感動的で…

こんな試合を見たのはいつ以来だろうかと思うほどの素晴らしい試合でした!

 

引退も囁かれていた35歳のナダルの活躍はジュニア達だけではなく我々世代にも力を与えてくれますねぇ。

22-AO-Nadal1

写真は、今朝メルボルン在住の娘から送られてきた地元紙ヘラルドサンの記事!

現地生活7年目になる娘は

現在、全豪OPの会場から徒歩5分のところにある

オーストラリア・バレエ団でプロとして頑張っています。

21-TAB-TheAge1

(先日、娘(右)が地元紙  The AGEに掲載された時のもの)

 

来年こそはテニスとバレエを観にオーストラリアに行きたいなぁ。

22-AO-Tシャツ

 

アリムラTA(ATA)Instagram

カテゴリー: ATA, 海外テニス | 投稿者Arimura 23:48 | コメントをどうぞ

全米OP 2021

今年最後の全米オープンは、2年振りに有観客の大会となりました。

TVを通してでしたが、

多くの観客からの歓声がある風景は、活気に満ちていて本来のテニスだなぁと思わされました。(ノーマスクの姿も羨ましくもあり…)

来年こそは、楽天オープンや東レPPOが開催されますように!

さて本題に…

「ジョコビッチの年間グランドスラム達成」を阻んだメドベージェフの優勝は新しい男子テニスの到来を感じさせてくれて本当に素晴らしかったですが、

私が注目したのは、女子決勝戦を争った2人の十代の女子選手でした。

21-usop-wfinal2

優勝   18歳 エマ・ラドゥカヌ(イギリス 世界150位)

準優勝  19歳 レイラ・フェルナンデス(カナダ 世界73位)

 

21-usop-wfinal1

この2人には以下のように多くの共通点があるように感じました。

 

①    10代の選手(19歳・18歳)

②    小柄な部類に入る選手(168㎝・175㎝)

③    小柄な身体からは想像できない鋭いショットの持ち主

④    軽快なフットワーク・コートカバーリングが素晴らしい!

⑤    テニスIQが高い(相手が打ってくるボールの予測や戦術に長けている)

⑥    カナダ生まれ

⑦    アジア系のバックグラウンド

 

 

私が特に注目したのは⑦の「アジア系のバックグラウンド」です。

21-usop-raducanu1

イギリス国籍のラドゥカヌは、

父親がルーマニア人、母親が中国人で

カナダで生まれて2歳の時にイギリスに移住。

小さい頃から中国人選手のリー・ナに憧れてプレーしてきたようです。

「母親が中国人であることは、私のまじめな人格形成に大きく影響したと思う。」と語り、SNSの動画では流暢?に中国語を話していました。

 

21-usop-fernandez1

カナダ国籍のフェルナンデスは、

父親がエクアドル出身の元プロサッカー選手で、母親はフィリピン系カナダ人。

現在は家族でアメリカ・フロリダ州に在住しトレーニングに励んでいます。

憧れの選手は同じフロリダに住むウイリアムス姉妹や大坂なおみ!

周りからは、体も大きくなかったので「テニス選手にはなれない」と言われ続けたことをバネに猛練習に励み世界最高峰のステージまで駆け上がってきました。

また彼女の母親は娘をテニスで成功させる為に家族と離れてカリフォルニアで仕事をしなければならなかったようです。(経済的な理由)

21-usop-wfinal3

ジュニア時代から対戦を重ね切磋琢磨してきたアジア系の二人が

今後の女子テニス界を支えていってくれるのでは!と思わせてくれる快進撃でした。

 

アリムラTA(ATA)Instagram

カテゴリー: 海外ジュニアテニス, 海外テニス | 投稿者Arimura 06:20 | コメントをどうぞ

ウインブルドン 2年振りに開幕!

いよいよ始まるウインブルドンテニス!!

コロナの影響で第2次大戦時以来の中止になった大会が

2年振りに戻ってきます。

21-Wimbledon-開幕前(Wimbledon Facebookより)

日本勢男子は、錦織圭選手を筆頭に、西岡良仁杉田祐一内山靖崇、マクラクラン勉、

女子は、土居美咲日比野菜緒、青山修子/柴原瑛菜が出場。

本当に楽しみなメンバー!

頑張って欲しいですね。

21-Wimbledon-nishikori1(Wimbledon Facebookより)

ここ最近、

指導する鹿児島実業が出場権を手にしていた「九州高校総体」が、

コロナの影響で2年連続「中止」になり、モヤモヤとした気持ちの中を過ごしていましたが…

気持ちを切り替えて今日から寝不足全開でいきたいと思います(笑)

カテゴリー: 海外テニス, 高校テニス, 鹿実 | 投稿者Arimura 06:37 | コメントをどうぞ

2021 全豪OP

3週間遅れで開幕した「全豪オープン」はジョコビッチと大坂なおみ選手の優勝で幕を閉じました。(投稿が遅くなってしまいました…)

優勝者については既にクローズアップされているので・・・・

私個人が印象に残った5人をピックアップしてみました。

 

ジェニファー・ブレイディ(アメリカ・女子シングルス準優勝)

 21-AO-brady1(Jennifer Brady Facebookより)

チャーター便の同乗者にコロナ陽性者が出た為に2週間の完全隔離(ホテルの部屋から一歩も出れない、窓すら開けれない)対象者となったブレイディ!

このハプニングを「ここに来る前に追い込んだトレーニングをしていたので、休養になって良かったわ!」と笑顔で語ったポジティブさは本当に魅力的です。

昨年の全米OPベスト4の際にも見せた「男子のようなテニス」で今大会は四大大会初の決勝進出!

ジュニアを卒業して直ぐにプロ転向した訳ではなく、大学(UCLA)テニス出身者というのも親近感が湧きますね。

 

アスラン・カラツェフ(ロシア・男子シングルス ベスト4)

 21-AO-Karatsev1(Australian Open Facebookより)

予選上がりからのベスト4入りは「四大大会史上5人目!」

四大大会初出場でのベスト4入りは「史上初!」

と一気にスターダムへの階段を駆け上がったカラツェフ!

ロシアの体育大学生時代にユニバシアード金メダリストに輝くも27歳まで四大大会でプレーすることは叶わず・・・ウェアやシューズのスポンサー契約もなく、ブランドはバラバラ。

でも自分を信じ続けて、このステージに立ちました。

ロシア→イスラエル→ロシア→ドイツ→スペイン→ベラルーシと各地を転々とし試行錯誤を繰り返してきた苦労人。いいですねぇ!!

 

クレイグ・タイリー(全豪OP大会責任者)

21-AO-tiley1(TennisNow Twitterより)

コロナ禍で観客を入れての四大大会開催を成功させた立役者!

厳しいコロナ対策で「市中感染者 ほぼゼロ」とウイルスの封じ込めに成功しているオーストラリアでの開催とはいえ、世界中からこの規模の選手・スタッフを入れての大会は、困難の連続でした。

次から次に問題が生じる難しい舵取りを冷静に対処していく姿は参考になりましたねぇ。

今回の成功が、オリンピックをはじめとした今後の世界規模の競技大会のモデルになるのは間違いないでしょう!

 

謝淑薇(台湾・女子シングルスベスト8)

21-AO-謝1(Su-Wei Hsieh Facebookより)

ダブルスでは「ウィンブルドン/全仏 優勝」を果たしている35歳のシエ・スーウェイが、シングルスで初の8強入り。

若かりし日には3年間日本を拠点にしていた親日家でもあり、独特なプレースタイルは我々アジア人が目指すべきテニスかもしれません。

メインのスポンサーもなく、ラケットもノーステンシル、ウェアやシューズもバラバラの草トースタイル!

この「ラケット一本で勝負し、賞金のみで活動していく」姿は本物のプロと言えるかもしれません。

コーチが「オーストラリアのレジェンド」ポール・マクナミーというのも嬉しいですね。

 

最後にテニスねたではありませんが、

全豪OPに関係があるということで・・・・

 

デビッド・ホールバーグ(オーストラリア・バレエ団 芸術監督)

 21-TAB-febMel-hallberg(David Hallberg Instagramより)

娘カリナが所属するバレエ団の芸術監督に就任した「バレエ界のスーパースター」デビッド・ホールバーグの監督初陣は、

全豪OP直後のMargaret Court Arena(マーガレット・コート アリーナ)で開催!

テニスコートに特設ステージを作りバレエ公演をするという斬新さには驚かされました。

21-TAB-febMel-会場設営(The australian Ballet Instagramより)

21-TAB-febMel-全体(David Hallberg Instagramより)

全豪OP同様に観客を入れての公演はまさにBallet is Back!

この記念すべきステージで、娘がプロ初舞台を踏めたことは本当に嬉しかったです。

テニスに関係のある場所だったし、現地に行ってあげたかったなぁ。。。

カテゴリー: バレエ, 海外テニス | 投稿者Arimura 22:22 | コメントをどうぞ

ボブ・ブレット氏 逝去

「グランドスラム覇者」のベッカーやイバニセビッチ、チリッチ、そして松岡修造さんのコーチも務めたボブ・ブレット氏が1月5日に癌のため67歳で生涯を閉じました。

日本テニス界にも多大なる功績を残した指導者であり、私のような者でも「縁」を感じさせてくれる方でした。

 

私がボブ・ブレット氏と初めて一緒させてもらったのが15年前の

2005年11月に荏原湘南スポーツセンターで開催された「修造チャレンジ・トップジュニア合宿」。

21 ボブ・ブレット逝去ー修チャレ1

当時指導していたジュニアと共にコーチとして参加した私に対してもブレット氏は選手と同じトレーニング・メニューを課す鬼軍曹ぶり!

21 ボブ・ブレット逝去ー修チャレ2

ボブ・ブレット氏、修造さん、私(白い服)が一緒に写っている唯一の画像(笑)

大きな刺激をもらって地元に戻ったのを覚えています。

 

 

次に一緒になったのが13年後、

2018年9月に博多の森で開催された「JTA伝達講習会 九州地域合宿」でした。

18 JTA伝達講習会ー全体1

13年前の鬼軍曹ぶりの経験からビビり気味で合宿に臨みましたが、

私が英語が出来ると分かると・・・

近づいて来てはジュニア指導等について語り出したので、私もここぞとばかりに質問攻め!!!!

18 JTA伝達講習会―ボブ1

 

18九州地域合宿ーボブ1

私が肘にサポーターしているのを見るとテニスエルボーの予防法の話を始め、

壁打ちの重要性についてから、ラケットのこと、ゴルフ、食べ物のこと等々‥‥

最後にはボブ・ジュンと呼び合い、娘の話をするくらい仲良くさせてもらい、

超・充実した二日間になりました。

18 JTA伝達講習会-ボブ壁打ち(私のラケットを使って壁打ちの大切さを力説するボブ)

 

 

最後にボブに会ったのが、その1年後の

2019年12月オーストラリア・メルボルン

娘のバレエ学校の卒業式に参加する為にメルボルンを訪れた際、

散歩がてら全豪OP会場でもあるテニスセンターを訪れると、そこでU14日本代表チームが練習している姿を超偶然にも発見!!!!!

そこにボブも帯同コーチとして参加していました。

19 AUS-コート2

前回色々な話をしていたこともあり私の事を覚えていてくれていましたが、真剣に練習をしているところだったので、挨拶と娘の紹介のみで一緒に写真までは撮ることは出来ず。

帰り際に私達に向けてバレエを踊る真似をしたボブのおどけた姿が最後になるとは思ってもいませんでした。。。(涙)

あれから僅か1年での訃報…

今となっては、彼の故郷(オーストラリア・メルボルン)で再会をして話ができた事が私へのギフトだったのかなぁと勝手に思っています。

 

 

18九州地域合宿―ボブ壁打ち(これも私のラケット・笑)

亡くなる2週間前にATP生涯最優秀コーチ賞を受賞したボブ!!!

最期はフランス・パリで2人の娘さんに看取られて息を引き取られたそうで、

それを聞いて少しだけほっとしました。

 

普段は柔和だが、コート上では厳しく、マナーも大切にしたボブ・ブレット。(私の目指すコーチ像)

ご冥福をお祈りいたします。

カテゴリー: ATA, 国内ジュニアテニス, 国内テニス, 海外ジュニアテニス, 海外テニス | 投稿者Arimura 22:51 | コメントをどうぞ

全日本選手権 中川直樹 初優勝!!

東京・有明テニスの森にて「全日本選手権」が開催されました。

その歴史と伝統の大会で

鹿児島県 強化指導員も務める中川直樹プロが見事に初優勝を果たしました!!!

 

<男子シングルス 決勝>

中川直樹(橋本総業) 6-1,6-2 今村昌倫(慶應義塾大)

20 全日本ー直樹・中川ちゃん

直樹、中川ちゃん、

おめでとう!!!

親子で二人三脚!

本当に良かったね(涙)

20 全日本ー直樹・盛田会長

(写真は、盛田ファンド代表で日本テニス協会会長も務められた盛田正明氏と中川家)

13歳で盛田ファンドの奨学生として錦織圭、内山靖崇、西岡良仁がいるIMGアカデミーへ留学!

一歳年上の西岡選手とは日々一緒に練習に励み、ダブルスも組む仲でした。

15歳の時に、メキシコで開催されたITFフューチャーズで下部ツアー初優勝!

17歳の時には、錦織圭選手以来の四大大会ジュニア制覇「全米オープンJr.ダブルス優勝」を果たし、

翌年「錦織二世」の期待と共にプロ転向!!

 

しかしプロ1年目に右肘を故障し1年間戦線離脱、

プロ4年目には手首のケガで再び離脱。

半年間のリハビリという…

選手として大変厳しい状況にありました。。。。

そこでも諦めずに頑張り続けての今回の結果!!!!

本当に感動ですね(涙)

20 中川ファミリーと2020

(写真は、コロナ前の今年2月。鹿児島県庁にて)

中川直樹プロのお父様は鹿児島市出身で、年齢も私と一つ違い。

若かりし頃からの旧知の関係で「ジュニア指導をしている」、「自分の子供がプロを目指し海外留学」など共通の話題も多く、以前から食事に行ったり意見交換をさせてもらっていました。

そんな時、地元開催の「鹿児島国体」の選手として、

ケガから復帰中の「鹿児島県人二世」直樹君に白羽の矢を立て、現在の流れに。

20 中川ファミリーと2013

(写真は、7年前の2013年 ウイルソン・アドバイザリースタッフ・ミーティングにて)

20 全日本-南日本新聞2

20 全日本ー南日本新聞1

(地元紙 南日本新聞にも連日掲載)

 

今回の「天皇杯」獲得は本当に素晴らしい事ですが、

直樹プロにとってはゴールでなく通過点!

グランドスラム(四大大会)での活躍を第二の故郷より応援したいと思います。
薩摩隼人の誇りを胸にキバれよーー!!!!!

 

カテゴリー: Wilson Team, 国体, 国内テニス, 海外テニス | 投稿者Arimura 12:39 | コメントをどうぞ

全米オープン 閉幕

コロナ渦の中、開催された「全米オープンテニス」は、

大坂なおみ選手の3回目のグランドスラム制覇とドミニク・ティエムの初優勝で幕を閉じました。

20 USOP-champions1(US Open フェイスブックより)

大坂選手の戦いぶりは、2年前よりも「心技体」の大きな成長ぶりを感じさせるテニスで今後永く女子テニス界を引っ張っていくのではないかと思います。

20 USOP-thiem1(Dominic Thiemフェイスブックより)

男子シングルスのドミニク・ティエムの優勝は本当に劇的でした。

ズべレフとの決勝戦では、2セットダウンの崖っぷちまで追い込まれながらの大逆転勝利!!(決勝戦で最終セットタイブレークまでもつれ込むのは史上初。)

最後に勝敗を分けたのはティエムの「3度のグランドスラム決勝での敗戦(経験)」からの学びだったのかなぁと思います。

20 USOP-thiem2(Dominic Thiem フェイスブックより)

ティエム、正直今まであまり好きな選手ではありませんでしたが、

今回のプレーぶり、そして優勝後のスピーチで自分の事だけではなく、負けて落ち込んでいるズべレフの為に多くの時間を割いていた姿・人間性には心を動かされましたねぇ。

20 USOP-zverev220 USOP-zverev1

(Alexander Zverev フェイスブックより)

対するズべレフは、本当に惜しい準優勝。。。

恵まれたテニス環境・恵まれた体格、恵まれたルックス・・・・

一見スーパーマンのように思ってしまいますが、

グランドスラム優勝を目前にして明らかに緊張で硬直してしまった人間らしい部分、少し脆い部分も私は嫌いではないですね!(歳のせいでしょうか?好みも変わってきています・笑)

この悔しい経験を糧にまた彼が強くなって戻って来るのを期待しています。

今後ティエム、ズべレフの二人を中心にテニスワールドもチェンジが加速するのではないでしょうか!

 

ところで余談ですが・・・・

ティエムの両親はテニスコーチ、

ズべレフの両親は旧ソビエトの元テニス選手で、

10歳年上の兄ミーシャは全豪ベスト8に入ったプロ選手です。

20 USOP-zverev3(Alexander Zverev フェイスブックより)

ズべレフの父アレキサンダー・ズべレフ・シニアは、

1985年の「神戸ユニバシアード」シングルス・ダブルスの金メダリスト!

全日本ローンコート選手権の歴代覇者でもあり、グラスコート佐賀にも写真が飾られています。

ルックス(髪型)も私的に親近感もあり・・・笑

少々マニアックなネタで…失礼しました。

 

車椅子テニスでは、

国枝慎吾選手が、

こちらも最終セットタイブレークの大激戦を制して優勝!!!

20 USOP-kunieda1(国枝慎吾 フェイスブックより)

先日放送されたしたNHKの「プロフェッショナル」を見て国枝選手に対して感情移入していただけに嬉しい優勝ですねぇ!!

共に戦った岩見亮コーチも本当におめでとうございます。

岩見コーチとはS級講習の時に共に頑張った仲であり、

ルックス的にもかなりの親近感がある仲でもあり…(笑)

今後も引き続き日本の南端から応援しています。

 

つくづく実感、

やっぱりテニスっていいですねぇ!!!!!!

 

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 22:31 | コメントをどうぞ

新しい全米OP 

新型コロナウイルスの影響でストップしていた世界(ATP/WTA)ツアーが遂に再開!

そしてグランドスラムの一つ「全米オープン」も開幕しました。

20 USOP-無観客1(US OPEN TENNIS フェイスブックより)

様々な規制・制約の中(選手達はホテルと会場だけの往復)での世界中から選手を集めての大会開催は、

当然のように賛否両論もあり関係者の方々は苦労が絶えなかったかと思います。

でも、そこはやはりアメリカ!(良い意味でも悪い意味でも)

ある程度の批判や失敗は覚悟で突き進んでいきます。

20 USOP-無観客2(US OPEN TENNIS フェイスブックより)

私的には、

無観客・線審無し(センターコート以外)・握手無し等の試合の進め方は新鮮に映りましたし、

選手達が会場内でリラックスしている姿も多く見れて何だか「これも新しくてありかなぁ」と感じさせられました。

コートサーフェイスも42年振りにデコターフから「レイコールド」に新たに変更されたようです。(選手達からは少し速めとの意見が多し)

20 USOP-nishioka1(YOSHIHITO NISHIOKA ツイッターより)

ジュニア時代から私一押しの西岡良仁選手。

元世界1位のアンディ・マレーとの4時間40分に及ぶ初戦は敗れこそしましたが、持ち味を十二分に発揮!

この後のヨーロッパでのクレーコートシーズンでの活躍も予感させるような試合内容だったのではないでしょうか。

それにしてもマッチポイント・・・・

本当に惜しかったですねぇ。

 

20 USOP-shapo1(ANDRE AGASSI ツイッターより)

期待の西岡選手もいなくなり、大好きなチチパスも負けてしまったし……

今日からは、

30年前にアガシが着用していた「ナイキ・チャレンジコート」のウェアに身を包むシャポバロフやティアフォー、大坂なおみ選手を応援するとします。

20 USOP-tifoe(US OPEN TENNIS フェイスブックより)

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 19:36 | コメントをどうぞ

ジョコビッチ 新型コロナ感染

衝撃的なニュースが!!!

世界№1のジョコビッチが、

新型コロナウイルスの陽性反応を示したことを明かし、

「私たちは間違っていたし、ツアーの開催は早すぎた」と謝罪しました。

間違っていたと語ったツアーとは、

「アドリア ツアー」と題したチャリティー大会の事で

アドリア海沿岸・バルカン半島でジョコビッチ主催で開催していました。

その大会に出場していたディミトロフ(ブルガリア/世界19位)、チョリッチ(クロアチア/同33位)、トロイツキ(セルビア/同184位)の3人も既に感染が発覚していてツアーは打ち切りに・・・・

20 djokovic-corona1(Reuters フェイスブックより)

 

非常に前向きな取り組みだっただけに残念です。

個人的には、観衆を入れてのイベントは時期尚早だったのかなぁとも。

8月に再開予定の世界ツアー(ATP・WTA)やその後に開催予定の全米OP・全仏OPも今回の件を教訓としていって欲しいですね。

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 06:51 | コメントをどうぞ