真夏のメルボルンで開催されていたシーズン最初のグランドスラム
The Grand Slam of Asia / Pacific 「全豪オープン」
ジョコビッチの8度目の優勝とアメリカの新星ケニンの初のグランドスラム制覇で幕を閉じました。
その全豪オープンでの「私的」なベスト3
を挙げてみたいと思います(笑)
第3位
「伊藤竜馬選手 7年振りの勝利」
右ひじの故障(手術)もあり、長年グランドスラムの舞台に立てないでいましたが、
昨年の全豪OPで久しぶりに本戦出場を果たすと
今年の大会も「アジア太平洋WC(ワイルドカード)選手権 優勝」で掴んだ推薦枠で出場し、
7年ぶりの初戦突破!
2回戦ではセンターコートでジョコビッチと対戦するという素晴らしいチャンスを得ることも出来ました。
31歳になった今でも、ワウリンカやアルマグロを仕留めた「ドラゴンショット」はまだまだ健在!!
引き続き日本の南端より応援しています。
私の旧友でもあるトミー嶋田コーチもお疲れ様でした。
第2位
「地元WCペア 男子ダブルス準優勝」
全豪OP直前もツアー下部大会でプレーしていた
マックス・パーセル / ルーク・サビル組が、
地元オーストラリア勢として23年ぶりの決勝進出!!!(97年のウッドブリッジ・ウッドフォード組以来)
「WC(主催者推薦) 出場」からの準優勝はミラクルとしか言いようがありません。
2人の事は、
12月16日の「豪州庭球紀行1」にもアップしましたが…
全豪OP出場権が懸かるWC選手権に出場していた2人の練習をメルボルンパークで実際に見ていただけに親近感(勝手に)もあり、彼等を応援せずにはいられませんでした。
現在27歳のサビルは、
ジュニア時代にウィンブルドンや全豪を制した世界№1ジュニアでしたが、プロ転向後は期待に応えるような結果を残せないでいました。
それだけに今回の大活躍は嬉しいですね!
「諦めなければ夢が叶う」
ことを証明してくれたオージー二人の今後をフォローしていきたいと思います。
第1位
「ケニン 父との二人三脚で初優勝!」
女子シングルスで、
グランドスラム初優勝を果たしたソフィア・ケニン(アメリカ)。
そのケニンのコーチを務める父親は、
旧ソビエトからの移民で、英語の聞き取りに苦労(渡米時、僅か数百ドルの現金しか持たず)しながらニューヨークでタクシードライバーとして働き、娘をグランドスラム女王に育て上げました。
「娘は私たちが苦労したことを知っているし、それが彼女をタフにしたんだと思う」
と語るケニン父。
最近は、日本では見れなくなったハングリー精神で這い上がる姿!
私は嫌いじゃないです!!
ケニン親子の今後も楽しみですね。