月別アーカイブ: 2020年9月

樋口杯 テニストーナメント

新型コロナの影響で延期になっていた「第53回 樋口杯テニストーナメント」が開催されました。

20 樋口杯(一般)ドロー

全日本選手権にも繋がる伝統の大会。(今年はコロナ渦の為、予選は開催されず)

ATA関係者の結果は以下の通りでした。

男子S  優勝   狩行紀希(鹿屋体育大学 1年)

女子D  優勝   富濱祥子(鹿屋体育大学 2年)

混合D  優勝   岡村修平岡村凜那(鹿屋体大大学院2年・伊集院北中3年)

20 樋口杯(一般)紀希

男子シングルスでは

今春、鹿児島実業を卒業した狩行紀希が、

鹿屋体大対決を制し、見事に初優勝。

紀希おめでとう!!!

3月までATAの練習に参加し、現在でも頻繁に顔を出してくれる身近な存在の紀希の優勝は後輩達にとっても大きな励みになります。

でも、紀希にとってこの優勝は「通過点」に過ぎないのも事実です。

この大会で掴んだ自信を胸に高いステージを目指して頑張ってね!

20 樋口杯(一般)祥子

女子ダブルスでは、

富濱祥子(写真右)がこちらも鹿屋体大対決を制して初優勝。

祥子おめでとう!!!

久しぶりに試合を観戦、本来の思いっきりの良いスケールの大きいプレーとスイングを見る事ができて指導者としても本当に嬉しかったです。

176㎝の恵まれた体格に加えて、持ち前の明るさも選手を続けていく上でプラスに働くはずです!

引き続き祥子らしく頑張ってもらいましょう。

20 樋口杯(一般)岡村兄妹

混合ダブルスは、

岡村修平・凜那の兄妹ペアが見事に初優勝。

修、リンリンおめでとう!

兄・修平は、和歌山国体で鹿児島県を9年ぶりに入賞(6位)させる等、鹿児島テニス界を牽引してきた特別な存在。人柄も素晴らしく年下ですが尊敬できる部分が多いです。

この大会を最後に一旦競技からは距離を置きますが……まだ年齢も若いですので引き続き修兄のことをフォローしていきたいと思います(笑)

妹・凜那は、兄達同様これからが楽しみな選手の一人です。

アメリカの女子選手に多い「男子のようなプレースタイル」を見ていると指導者も大きな器を準備しなきゃなぁと感じさせられます。まだまだ中学生、テニスを楽しむ気持ちを大切に大きく育ってね!

 

さぁ!!ジュニアのみんなも先輩や仲間の活躍を胸に日々の練習を頑張りますか!

コロナ渦の難しい時期に大会を開催して下さった関係者の方々も有難うございました。

カテゴリー: ATA, 大学テニス, 鹿実, 鹿屋体大 | 投稿者Arimura 12:36 | コメントをどうぞ

全米オープン 閉幕

コロナ渦の中、開催された「全米オープンテニス」は、

大坂なおみ選手の3回目のグランドスラム制覇とドミニク・ティエムの初優勝で幕を閉じました。

20 USOP-champions1(US Open フェイスブックより)

大坂選手の戦いぶりは、2年前よりも「心技体」の大きな成長ぶりを感じさせるテニスで今後永く女子テニス界を引っ張っていくのではないかと思います。

20 USOP-thiem1(Dominic Thiemフェイスブックより)

男子シングルスのドミニク・ティエムの優勝は本当に劇的でした。

ズべレフとの決勝戦では、2セットダウンの崖っぷちまで追い込まれながらの大逆転勝利!!(決勝戦で最終セットタイブレークまでもつれ込むのは史上初。)

最後に勝敗を分けたのはティエムの「3度のグランドスラム決勝での敗戦(経験)」からの学びだったのかなぁと思います。

20 USOP-thiem2(Dominic Thiem フェイスブックより)

ティエム、正直今まであまり好きな選手ではありませんでしたが、

今回のプレーぶり、そして優勝後のスピーチで自分の事だけではなく、負けて落ち込んでいるズべレフの為に多くの時間を割いていた姿・人間性には心を動かされましたねぇ。

20 USOP-zverev220 USOP-zverev1

(Alexander Zverev フェイスブックより)

対するズべレフは、本当に惜しい準優勝。。。

恵まれたテニス環境・恵まれた体格、恵まれたルックス・・・・

一見スーパーマンのように思ってしまいますが、

グランドスラム優勝を目前にして明らかに緊張で硬直してしまった人間らしい部分、少し脆い部分も私は嫌いではないですね!(歳のせいでしょうか?好みも変わってきています・笑)

この悔しい経験を糧にまた彼が強くなって戻って来るのを期待しています。

今後ティエム、ズべレフの二人を中心にテニスワールドもチェンジが加速するのではないでしょうか!

 

ところで余談ですが・・・・

ティエムの両親はテニスコーチ、

ズべレフの両親は旧ソビエトの元テニス選手で、

10歳年上の兄ミーシャは全豪ベスト8に入ったプロ選手です。

20 USOP-zverev3(Alexander Zverev フェイスブックより)

ズべレフの父アレキサンダー・ズべレフ・シニアは、

1985年の「神戸ユニバシアード」シングルス・ダブルスの金メダリスト!

全日本ローンコート選手権の歴代覇者でもあり、グラスコート佐賀にも写真が飾られています。

ルックス(髪型)も私的に親近感もあり・・・笑

少々マニアックなネタで…失礼しました。

 

車椅子テニスでは、

国枝慎吾選手が、

こちらも最終セットタイブレークの大激戦を制して優勝!!!

20 USOP-kunieda1(国枝慎吾 フェイスブックより)

先日放送されたしたNHKの「プロフェッショナル」を見て国枝選手に対して感情移入していただけに嬉しい優勝ですねぇ!!

共に戦った岩見亮コーチも本当におめでとうございます。

岩見コーチとはS級講習の時に共に頑張った仲であり、

ルックス的にもかなりの親近感がある仲でもあり…(笑)

今後も引き続き日本の南端から応援しています。

 

つくづく実感、

やっぱりテニスっていいですねぇ!!!!!!

 

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 22:31 | コメントをどうぞ

新しい全米OP 

新型コロナウイルスの影響でストップしていた世界(ATP/WTA)ツアーが遂に再開!

そしてグランドスラムの一つ「全米オープン」も開幕しました。

20 USOP-無観客1(US OPEN TENNIS フェイスブックより)

様々な規制・制約の中(選手達はホテルと会場だけの往復)での世界中から選手を集めての大会開催は、

当然のように賛否両論もあり関係者の方々は苦労が絶えなかったかと思います。

でも、そこはやはりアメリカ!(良い意味でも悪い意味でも)

ある程度の批判や失敗は覚悟で突き進んでいきます。

20 USOP-無観客2(US OPEN TENNIS フェイスブックより)

私的には、

無観客・線審無し(センターコート以外)・握手無し等の試合の進め方は新鮮に映りましたし、

選手達が会場内でリラックスしている姿も多く見れて何だか「これも新しくてありかなぁ」と感じさせられました。

コートサーフェイスも42年振りにデコターフから「レイコールド」に新たに変更されたようです。(選手達からは少し速めとの意見が多し)

20 USOP-nishioka1(YOSHIHITO NISHIOKA ツイッターより)

ジュニア時代から私一押しの西岡良仁選手。

元世界1位のアンディ・マレーとの4時間40分に及ぶ初戦は敗れこそしましたが、持ち味を十二分に発揮!

この後のヨーロッパでのクレーコートシーズンでの活躍も予感させるような試合内容だったのではないでしょうか。

それにしてもマッチポイント・・・・

本当に惜しかったですねぇ。

 

20 USOP-shapo1(ANDRE AGASSI ツイッターより)

期待の西岡選手もいなくなり、大好きなチチパスも負けてしまったし……

今日からは、

30年前にアガシが着用していた「ナイキ・チャレンジコート」のウェアに身を包むシャポバロフやティアフォー、大坂なおみ選手を応援するとします。

20 USOP-tifoe(US OPEN TENNIS フェイスブックより)

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 19:36 | コメントをどうぞ