花の都パリで開催されている全仏オープン、
錦織圭選手が見事にベスト8進出を果たしました!
(写真はATP Tour ツイッターより)
満身創痍で辿り着いた準々決勝では「クレーキング」ナダルに完敗しましたが、
3回戦・4回戦のフルセットに及ぶタフマッチを制した戦いぶりは(緊迫した場面での攻める姿勢)は感動の一言!
マスコミ等では、今回も「グランドスラム制覇ならず」の論調も強いですが、
「世界でベスト8」なのですから…
大きな拍手を送ってあげるべきしょう。(県でベスト8に入るのも簡単ではないのですし・笑)
パリから遠く離れた薩摩の地ではインハイ県予選が開催されました。
指導する鹿児島実業の結果は以下の通りでした。
男子 団体 準優勝 九州大会へ
女子 団体 3位
男子 単 3位 狩行紀希 全国大会へ
男子 単 4位 堀口心夢 九州大会へ
男子 単 5位 辻陽平 九州大会へ
男子 複 準優勝 辻陽平・狩行紀希 九州大会へ
男子団体は、ここ20年で一番の激戦だったと思います。
№1シングルスで辻陽平がエース対決を制して大きな一勝をもたしましたが、
ダブルスは負けてしまい、
勝敗は№2シングルスへ
試合は両社譲らずファイナル・タイブレークへ突入、
そこで鹿実の優勝ポイント(マッチポイント)が3本!!!!
でも「あとひとつ」を取ることが出来ず
本当に惜しい惜しい敗戦でした。。。。。。
昨秋の県大会では優勝し、
その後の九州大会ではベスト4入り、全国センバツへは二年連続で出場!
全国センバツでもベスト4入りしたシード校相手に惜敗と順調に伸びてきていたチームでしたが・・・・・
どんなに惜しくてもテニスには引き分けはなく、負けは負けという現実を突きつけられた結果になりました。
但し、彼らのテニス人生はこれで終わった訳ではありません!
1週間後にはシード校として挑む「九州高校総体」、
そして来月には全日本ジュニアの予選「九州ジュニア」も開催されますので、新たな目標に向けて頑張って欲しいです。
団体では全国を逃しましたが、
個人戦シングルスでは、狩行紀希が見事に「全国」への切符を手にしました!
紀希、本当におめでとう!!!
紀希は鹿実入学の際に陸上部とテニス部の争奪戦になった選手。
中学時代は陸上の県内トップ選手として活躍していた為、テニスがメインではなく県大会の本戦に上がる位のレベルでしたが、
高校に入ってからのラストスパート(陸上のような)をかけるような追い込み!特にこの1年の「伸び」は見事でした。
今後インハイという最大の目標に向かって頑張ることは勿論ですが、それもゴールではなく「通過点」だと私は思います。
非常に伸びしろの大きい選手ですので目先の結果だけには拘らず、今後もスケールの大きいテニスを目指して欲しいですね!