今日はあいにくの雨。
テニススクールの傍の天井川(別に放水路ができ今は水は流れていない)の堤の桜もほぼ満開だった。やっぱり開花が平年より早いみたいだ。
スクールのご婦人方から花見に行きましょうとお誘いを頂いているが、来週できるか心配だ。
ここは宿場町。東海道と中山道の分岐点だ。
左 東海道伊勢
右 金勝・信楽(こんぜ・しがらき)?
「文化十三年 建之」 文化? 文化の日じゃないよね。
1816年とある。ワォ~! ほぼ200年前じゃないか。江戸時代末期、外国船が訪れ開国を要求してきた時分だ。
幕末の志士たちもここを通ったのだろう。そして彼らも桜を眺めたのだろうか。
昨年秋だったと思うがNHKのTV番組でアルゼンチン・ブエノスアイレスの花見が紹介されていた。
花は桜ではなく、ジャカランダ(現地語読みハカランダ)で南半球の春だから、北半球では秋の季節だった。
ジャカランダの花は以前、リュリュさんのブログで知っていたが、大きな木いっぱいに紫の花が壮観だった。
地面にも紫のじゅうたんができ、それは桜のピンク同様美しいものだった。
花のかたちも袋状とわかった。ひらひらと舞うということはないのかもしれない。
この風習は日本語の花見を用いて”HANAMI”と称するらしい。
日本語の花見も単なる花を見るより奥深い意味を持っていると思うが、スペイン語にも同様の言葉はないのだろう。
起源がどうとか原産地がどうとか、そんなことよりどんな花のでもいいから花を愛し、春の到来を喜び、短い時の移ろいを感じることが大切だよね。
さて我が家に庭にも春がやってきた。小さい春 見いつけた!
アネモネ
ハナニラ
ムスカリとドウダンツツジ
ユスラウメ
ワビスケ
ところでリュリュさんはどうしていらっしゃるのでしょう。
今もジャカランダで花見?それともサクラの下で一杯?