今年は柿の生り年なのだろうか。いたるところでいっぱい実がなっている。
何個か干し柿にして、さらに徳島産も箱で買って洗濯竿に吊るした。
ところが翌日重みでひもがきれて竿ごと落下。
さらにたまねぎのマルチが強風でまくれ、苗がだいぶダメージを受けた。
前回努力したもののみに幸運は宿ると書いたが、取り消しだ。
さて木々が色づいてきた。
もう冬支度の季節になった。
年賀状の季節だと思っていたら、訃報が届いた。元会社で図面を焼いていて下さった方のご主人からだった。75歳だったとか。絵手紙も頂いていたのに。心臓にペースメーカーをつけていると聞いてはいたが、そんなことも影響したのかな。さびしい限りである。
嬉しいこともある。
元同僚の女性宅に取れた大根を持っていったら、彼女のお母さんが葉っぱが付いているのが嬉しいと。葉も大事に食べるなんて昔の人だ。73歳だそうだが自分よりも健康そうだ。
そしてバナナ・シフォンケーキとえびまめを頂いた。
えびまめ(エビ豆)って食べてはいるが滋賀県の郷土料理だったんだね。知らなかった。目からうろこだ。
[エビ豆]
エビ豆煮とも呼ばれる琵琶湖周辺の伝統料理で、大豆と小エビを甘めに煮たもの。琵琶湖で一年中獲れる川エビの一種・スジエビを使い、色・ツヤ共に美しく仕上げる。日常食のほかに、「エビのように腰が曲がるまで、いつまでもまめに暮らせるように」と長寿祝にも作られる。
バナナ・シフォンケーキはふわふわで美味しいし、えびまめも琵琶湖産を市場で仕入れるというこだわりで美味しく煮てある。
健康によい食べ物を作って、料理の手順で頭も使って、だからお元気なのだろう。
とてもお話がはずんで素敵なお母さんだった。私もそんなふうに年をとりたいな。
ケーキ作りでも教えてもらうかな。