デビスカップ チェコ戦

日本の首都」東京・有明コロシアムで開催されていたデビスカップ・ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ戦」は残念ながら0勝5敗という結果に終わりました。

「エース」錦織圭W Team)と「チームの柱」添田豪を欠いた中で「世界覇者」に挑むという厳しい戦いでしたが、出場した伊藤竜馬(W Team)、ダニエル太郎内山靖崇(W Team)もベストを尽くし接戦も演じ、チームにとっても大変意義のある戦いになったと思います。

デビスカップチェコ戦ーWilsonブース
会場内のウイルソンブースには、日本代表の3選手のパネルが!(ウイルソン テニス FBより)

チェコも日本同様に「エース」ベルディヒとハイェクを欠き、僅か3人の選手で来日するという緊急事態でしたが、そこはさすが「世界覇者」!!
その穴を「百戦錬磨」ステパネクロソルで見事に埋め、隙を見せることなく完勝しました。

 今後日本が「ワールドグループ常連」になるには、錦織選手にだけ負担が掛からないチーム作り、今以上の層の厚さが必要になります。
日本代表選手達の今後に期待したいですね!!

日本の南端」鹿児島では、全日本ジュニアに繋がる県予選が終了しました。

その結果は後日報告させて頂きます!

カテゴリー: ATA, 国内テニス | 投稿者Arimura 12:22 | コメントをどうぞ

デ杯錦織欠場へ

今週末に「日本テニスの聖地」有明コロシアムで開催される「デビスカップ・ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ戦でエース錦織圭(W Team)の欠場が決まりました。

先日のソニーオープン準決勝で左脚付け根の怪我で棄権していただけに心配していましたが、それが現実となってしまいました。

daviscup14-チェコ戦錦織圭
(写真はデビスカップ/フェドカップ  フェイスブックより)

錦織選手は「準々決勝でホームというアドバンテージもあったので出たい気持ちもあったがドクターに診てもらった結果、いい結果ではなかったので今回は出られなくなった。とても残念」と話していました。
我々としてもとても残念です。。。

今回急遽召集されたのが、21歳で既にツアーでもベスト8入りも果たしているダニエル太郎。
彼にとっては初の団体戦とのこと!大きな大きな経験になりますね。

 daviscup14-チェコ戦レセプション
(写真はDAVIS CUP  フェイスブックより)

日本代表チームは、添田豪伊藤竜馬(W Team)、ダニエル太郎内山靖崇(W Team)の布陣で戦う事になりました。
対戦相手のチェコも№1のベルディヒに続きハイェクも欠場で3名で戦うようです。

「日本対チェコ戦」以外でも欠場者続出のデビスカップ。ツアープロの生活は本当に過酷だということですかねぇ。。。

現在のテニスツアーのスケジュールを考えた場合、ゴルフのライダーカップやプレジデンツカップのように2年に1度の開催にした方が価値も上がり盛り上がりそうな気もしますが・・・
1年を通しての「ホーム&アウェイ方式」開催ですから難しいですかねぇ。。。

カテゴリー: 国内テニス | 投稿者Arimura 11:00 | コメントをどうぞ

ソニーOP錦織8強   全国センバツ柳川決勝へ!

Miami,Florida.U.S.A

 

SONY OPEN 男子S 4回戦>

錦織圭(日本)[20]  7-6 (7), 2-6, 7-6 (9)  D.フェレール(スペイン)[]

 

グランドスラムに次ぐ大会「ソニー・オープン」で第20シードの我らが錦織圭Wilson Team)選手が第4シードで「スペイン無敵艦隊」の一員ダビド・フェレールを3時間5分に及ぶ大激戦の末に下しベスト8に進出を果たしました! 凄いぞケイ!!!

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(写真は、Wilson Tennis フェイスブックより)

ファイナル・タイブレーク、相手のマッチポイントをセイブして昨年のリベンジを果たした錦織選手の次戦の相手は、4回戦でガスケ相手に3ゲームしか与えなかった好調のロジャー・フェデラーです。

本当に楽しみになってきましたね!

鹿児島の「姉妹都市」マイアミでの活躍も個人的には嬉しいです。(関係ないか・笑)

 

 

福岡 博多の森

全国選抜高校では「母校」柳川が決勝戦進出!!

全国選抜高校14開会式

現在、東海大菅生と決勝戦を戦っているようです。

D1は接戦の末に落としたようですが、その他の途中経過はどうなっているのでしょうか!?

何がどうあれ後輩達を鹿児島から応援しています。      

チェスト―!!!!!

カテゴリー: Wilson Team, 海外テニス, 高校テニス | 投稿者Arimura 11:50 | コメントをどうぞ

ソニーオープン   錦織3年連続16強入り

Miami,Florida.U.S.A

グランドスラムに次ぐ大会「ソニー・オープン」が鹿児島の姉妹都市でもあるマイアミで開催されています。

この大会は、最近めっきりと減ってしまった日本ブランドが冠の大会で日本人としては誇らしい気持ちになりますね!!

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(写真は、ソニーオープンテニスFaceBookより)

 

<男子シングルス3回戦>

錦織圭[20]  7-6 (7-1), 7-5  G・ディミトロフ(ブルガリア)[15]

第20シード我らが錦織圭選手(W Team)が、今季絶好調で「フェデラー2世」の呼び名が高い(フォームもそっくり!シャラポワの彼氏としても有名)第15シードのディミトロフをストレート(でも接戦)で下し、3年連続で4回戦進出を決めました。

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錦織選手にとってマイアミはジュニア時代から本当に相性の良い場所のようですね!!(07ジュニアの部優勝)

1年間を通して温暖な(でも風が強い)気候がフロリダ育ちの錦織選手には合うのかもしれませんね!

過去二年間はナダルフェレールの「スペイン無敵艦隊」にベスト8入りを阻まれていた錦織選手の4回戦の相手は、第4シードのD・フェレール(スペイン)と第31シードのA・セッピ(イタリア)の勝者です。

本当に楽しみですね!!

 

 

RimouskiQuebec,Canada

まだ雪も残っているであろうカナダ・ケベック州リムースキでは、ATPツアー下部大会の「CHALLENGER BANQUE NATIONALE」が開催され、昨年の「全日本選手権 準優勝者」で今年1月にプロ転向した18歳の西岡良仁選手も出場しました。

初戦で地元カナダ選手をストレートで下しチャレンジャー大会初勝利を飾ると、続く2回戦では第3シードの守屋宏紀選手に6-1 0-6 6-3で勝利(全日本SFに続き2連勝)し、ベスト8入り進出!準々決勝で敗れてしまったようですが素晴らしい活躍ですね!

プロ一年目の西岡選手からも目が離せなくなってきました!!

カテゴリー: Wilson Team, 海外テニス | 投稿者Arimura 12:25 | コメントをどうぞ

九州学生室内

九州学生室内テニス選手権」が博多の森室内テニス競技場で開催されました。
この大会は関東・関西からの招待選手も出場する貴重な大会!
その中「母校」鹿屋体育大学勢は3種目で決勝進出を果たしました。

 

 <男子ダブルス  決勝>
西田・佐伯(鹿屋体大) 6-32-612-10  弓立・小坂(明治大・中央大)

 <女子シングルス 決勝>
久貝美瑠希(鹿屋体大) 6-37-6(3)     吉元美咲(鹿屋体大)

 <女子ダブルス  決勝>
久貝・吉元(鹿屋体大)   3-64-6       池田・松井(園田女大・関西学院大)

九州学生室内141

「女子シングルス」では、SFで関西勢を破った久貝美瑠希(沖縄尚学高 出身)がF吉元美咲(鳳凰高 出身)との同胞対決を制して優勝

「男子ダブルス」の西田浩輝・佐伯直政(鳳凰高・大分舞鶴高 出身)はFで関東勢を下して優勝

「女子ダブルス」の久貝・吉元Fで関西勢に敗れて準優勝でした。

ATA関係では、西田男子D優勝に加えて岡村修平(柳川高 出身)が男子Dベスト4入りを果たしました。

 

 学生諸君、高橋先生おめでとうございます。
夏のインカレ(個人)、秋の全日本王座(団体)に向けて大きな弾みがついたのではないでしょうか!!

鹿屋体大女子バレーボール部インカレ優勝男子サッカー部全国3入賞のように「地方の国立大学」でも頑張っていけることをテニス部も証明していって欲しいなぁと思っています。
(テニス部最高は、インカレ女子シングル準優勝全日本王座ベスト4!)

 君達なら出来る思っています!!

キバレよー!!!!!

カテゴリー: 大学テニス | 投稿者Arimura 12:03 | コメントをどうぞ

錦織 全米室内連覇

U.S. National Indoor Tennis Championships
Memphis,TN


舞台となったテネシー州(私が住んでいたSouth Carolinaの隣の隣)メンフィスは、ブルースの街としても有名な典型的な南部の街!あのプレスリーの育った町としても有名です。
トム・クルーズ主演の映画「ザ・ファーム 法律事務所」(原題: The Firm)の舞台にもなったところなのでイメージの湧く方も多いかもしれません。

memphis01

       

      <決勝>
1)
錦織圭  6‐4, 7‐6  イボ・カルロビッチ(クロアチア)

我らの錦織圭(Wilson Teamが見事に大会二連覇を達成しました。これでツアー通算4勝目です!
決勝戦のカルロビッチ戦、ランキングだけを見ればストレート勝ちは当然の結果かもしれませんが、過去の対戦成績は02敗で2012年全豪でベスト8に入った直後のデビスカップでも完敗した事があります。

それだけに今回も208センチ(ジャイアント馬場クラス)から繰り出される強烈なサーブに苦戦するのではと思っていましたが、そんな予想など何のその!! 牛若丸のようにボールに食らいつきエグいリターンを連発していました!その姿にコーチでもあるマイケル・チャンの現役時代が被った方も多かったのではないでしょうか?!
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 (Wilson Tennis フェイスブックより)


全米室内選手権」は過去にコーチのマイケル・チャンをはじめボルグ、コナーズ、マッケンロー、エドバーグ、サンプラス、アガシ、ロディック・・・など錚々たるメンバーが歴代優勝者に名を連ねている大会です。
その中で今までに「連覇」を果たしたのはジミー・コナーズ1978.7983.84)、トッド・マーチン1994.95)、トミー・ハース2006.07)とこれまたビッグネームばかり!!

memphis-tennis

以前にも書きましたが、私はこの大会に若き日から親近感と憧れを持っています。
それは柳川高校2年時に学校の視聴覚室で「1988年決勝 アガシVSペルンフォルス」のビデオを見せてもらった印象が強いからだと思います。(大雨の日でした)
20数年前は、現在のように海外の試合が簡単に見れる時代ではなかったので瞬きすら惜しむように見ていました。(最近は情報が多過ぎるからかこういう子供が減ってしまいましたねぇ。。。)

「二十数年前」
坊主頭にシャツイン、キャップNGの為「円盤型ハット」を被り、雪の降る真冬でも短パン、試合会場で他校と話をすることも許されず・・・
ドライブボレーなんて打ってたら「怠慢するな!」ドロップショットを打ったら「いらんことをするな!」と叱られ、スマッシュやチャンスボールをミスしたら・・・・(涙)
練習試合で負けただけで30キロのランニングをさせられた事もありました(苦笑)
(※当たり前ですが、現在は一切上記のような事はありませんのであしからず・笑)

当時、そんな「旧帝国陸軍的?」生活を送っていた私達を前に一つしか年が変わらないアガシ先輩(アメ公)は、ブロンドに染めたロングヘアにデニム地の短パンを履き、ピカピカのプリンス・グラファイトを片手に自由なフォームで打ちまくっていました!その姿は、それはそれは衝撃的でした。

「こういう打ち方以外は間違いだ!」と日々教えを乞うていた私達は、何か見てはいけないものを見てしまったような・・・そんな感覚でした(苦笑)

先生があの時に自由奔放なアガシの姿やプレーを見せて下さったのは「日本一なだけじゃつまらんぞ!世界を目指せ!」と無言で教えたかったのか、それともビデオ再生の「事前検閲」を怠ったのか(笑)
前者であったと信じていますが、、、違うかな(笑)

カテゴリー: Wilson Team, 海外テニス | 投稿者Arimura 12:20 | コメントをどうぞ

ダニエル太郎 ATPツアーベスト8!

ATPツアー「チリオープン」(クレー)で予選上がりのダニエル太郎(世界226位)が見事にベスト8入りを果たしました。

自身初のツアー大会本戦でしかもベスト8!初戦では4年前の大会覇者(元世界21位)ベルッチに全豪予選のリベンジを果たすと次戦では昨年R・フェデラーにも勝っている第8シードのフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を1-6 7-6(5) 7-6(6)の大激戦の末に破る快進撃!!

準々決勝では 過去にATPツアー12勝の内6タイトルを南米で獲得している第3シードのニコラス・アルマグロ(スペイン)との「スペイン対決?」に敗れましたが今後の活躍が本当に楽しみになってきました。

ダニエル太郎チリ141

(Taro Danielフェイスブックより)

ダニエル選手は、ニューヨーク生まれの21歳で13歳までは日本で育ちました。
(妹のカナちゃんは私の教え子のライバルでした。現在はアメリカの大学でプレーしているようです)
6,7年前からスペイン・バレンシアにあるアカデミーでトレーニングに励んでいてダビデ・フェレールと練習することもあるようです

スペインの赤土仕込みの強烈なトップスピン主体のプレースタイルは日本人にはあまりいないタイプで既に昨年11月の韓国チャレンジャーでは準優勝も果たしています
身長188センチでルックス・ナイスですからグランドスラム本戦なんかでプレーしたら一気に人気に火がつくかもしれないですね!(笑)

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 13:47 | コメントをどうぞ

Wilson Advisory Staff ミーティング ・ 展示会

長年に渡りサポートをして頂いているWILSONテニス(アメアスポーツ・ジャパン)の「Advisory Staff ミーティング」&「2014 新商品展示会」に出席する為に福岡に行ってきました。

ウイルソン14AWラケットウイルソン14AWシューズ

会場には2014年発売のラケットから秋冬のアパレル、昨年登場以来絶好調の売れ行きのシューズ、そしてバドミントンのギアまでが陳列されていました。

ウイルソン14AWミーティング

「コーチミーティング」ではアドバイザリースタッフとしての役割から新製品の性能、フェデラー錦織圭選手、伊藤竜馬選手の最新情報まで大変貴重な話を聞くことが出来て勉強になりました。

ウイルソン14AW限定シューズ

こちらはウイルソンの創業100周年を記念して作られたシューズ!1914足限定だそうです。(ちょっと写真が見えにくいですね)

ウイルソン14AW-TrackMan

会場には日本に数台しかないボールの軌道を追って分析する機器「Track Man」も設置されていました。

 

ウイルソン14AW仲間達

柳川の先輩で「高校日本代表コーチ」も務められる福永二朗さん(アメアスポーツ・ジャパン)や「同郷の旧友」中川コーチのご家族とも再会!その後色々な話をしながらランチをして楽しく充実した時間を過ごせました。(二朗さんゴチになりました!)

中川コーチの「御子息」中川直樹君(写真右から2番目)は錦織圭選手同様、盛田ファンドの支援を受けて僅か12歳で単身渡米!(5年が経つそうです)現在でもフロリダのIMGアカデミーで日々トレーニングに励んでいます。

既にプロの登竜門フューチャーズでも優勝を遂げていて先の全豪オープンJrではシード選手としてプレーしました。

今後も「鹿児島系2世」の活躍から目が離せませんね!!第2の故郷から応援してるぜぇ!! チェストォーーーーー!!!!!

今回も企画から準備、運営までをして下さったアメアスポーツ・ジャパンの関係者の方々、いつも現場で大変お世話になっている矢野様、本当にお疲れ様でした。大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。これからの指導に活かしたいと思います。有難うございました!

カテゴリー: Wilson Team, 国内テニス | 投稿者Arimura 14:41 | コメントをどうぞ

全豪 錦織ナダルに惜敗

全豪オープン

<男子シングルス4回戦>

錦織圭 6-7,5-7,6-7 ラファエル・ナダル(スペイン)
NHKまで地上波でライブ放送をしてくれた注目の戦いは、ストレートセットながら試合時間に3時間17分も要するタフなものでした!

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試合の展開は錦織選手が攻めてナダルが凌ぐというケースが多かったです。
過去の対戦で苦しめられたきたバック側に高く弾むナダルのフォアを完全に押さえ込んでいたと思います。
錦織VSナダル-ausop142
2セットを落としてもフィジカルとメンタル共に落ちずに3セット目もナダルに食らいついていく姿には「執念」を感じさせられました。

錦織選手は試合後に「勝たないと、どうしようもない。大切な場面で悔いの残らないように打っていこう思ったけど、ミスが先に出てしまった。あのようなゲームを簡単にとらせてくれないのは、トップの選手かなと思います。」と語っていました。

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コーチのマイケル・チャン(写真奥)も「トップ10に入るにはこのような試合を勝っていかなくてはならない!」との評価だったようです。

結果がすべての世界のシビアさを改めて感じさせられますねぇ。
でも着実にマイケル・チャンコーチの「部活」のような厳しい指導が実ってきているのを感じさせられます!!
今後の「進化」が本当に楽しみですね!

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ナダルは試合後
「厳しい内容だったかだって? 3時間17分だよ! スコアが、とても厳しい試合だってことを示しているじゃないか!」

ナダルVS錦織-ausop142
ケイは燃えていて、本当に素晴らしいプレーをしていた。激しいポイントばかりで、たくさん走らされた。1番難しい事を、いとも簡単にやってくる。ケイはトップ10に入る可能性がある数少ない選手の1人!」と語っていました。

私がいうまでもありませんが、錦織圭(W-Team)のプレーは、今までのナダル戦で最高だったと思います!

次は2月7日から東京・有明で開催される「デビスカップ カナダ戦」です!!
少し体を休めて強豪カナダ相手に頑張ってもらいましょう!!

 

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 12:04 | コメントをどうぞ

全豪 錦織16強

我らが錦織圭(W-Team)はジュニア時代からのライバル、ドナルド・ヤング(アメリカ)を下し、全豪では3年連続となる4回戦進出を決めました。

全豪14錦織ヤング2

<男子シングルス3回戦>

錦織圭 7-5,6-1,6-0 ドナルド・ヤング(USA)

スコア以上に厳しい戦いだったと思います。
「元世界ジュニア№1」でかつては錦織以上に将来を嘱望されたヤングが立ち上がりからアクセル全開でラリーを支配。硬さのあった錦織の甘いボールを捕らえ、ネットに出る戦術で第1セットは5-2とリードしました。でもそこからは錦織の粘り強いプレーにリードしていたはずのヤングが次第に精神的に追い込まれていくような展開になり錦織が第1セットを先取!!
第2セット以降は、錦織のショットが本来の勢いを取り戻し、ウイナーを量産!結局、相手に1ゲームしか与えず、一気にゴールを駆け抜けました。

全豪14錦織ヤング1

私が印象に残ったのは、コーチのマイケル・チャンの姿勢でした。
試合が終わるまでは自分が試合をしているように一切ニコリともせず(無駄なおしゃべりもせず)に錦織のプレーを真剣な眼差し見ていました。(普段は面白いキャラらしいですよ・笑)

全豪14チャン1

チェンジコート時やセット間にファンからサインを求められても「試合中だから!」と真顔で断っていたというチャンコーチ・・・
175㎝に満たない身長で世界の大男達を相手にトップに君臨していただけに「少しでも隙を見せたらやられる」勝負の怖さを誰よりも知っているのだと思います。
錦織に対して「最後まで気を抜くな!!」そんな無言のメッセージを送っていたように感じました。

 

シード選手の貫録で4回戦に勝ち上がった錦織選手の次の相手は「過去5戦全敗の難敵」世界№1のラファエル・ナダル(スペイン)

明日が本当に楽しみになってきました!!

カテゴリー: 海外テニス | 投稿者Arimura 16:26 | コメントをどうぞ